【正式に日本上陸】ランドローバー・ディフェンダー 500万円切りの価格「最大の魅力」

公開 : 2020.06.17 21:44  更新 : 2020.06.17 22:51

機能最重視の標準/4つのパッケージ

本格派四駆としての走りについても、その進化の実態を詳しく説明した。

まず、走行状況によって走行モードを変化させるテレインレスポンス2が、さらに進化。

ランドローバー・ディフェンダー
ランドローバーディフェンダー    近藤浩之

オンロード/草/砂利/雪/泥/わだち/砂地/岩場、そして最大水深900mm対応の渡河走行の6種類モードに加えて、オートモードの合計7モードを採用。

アプローチアングル38°、デパ―チャーアングル40°。電子制御エアサスペンションは標準時から最大145mm増を可能とした。同システムは日本では110モデルに標準装備とした。

さらに、新型ディフェンダーの特長なのが、アクセサリーパックの存在だ。目的に合わせて、エクスプローラーパック、アーバンパック、アドベンチャーパック、カントリーパックと4種類を用意。

今回の発表ではこのうちエクスプローラーとアドベンチャーパックについて詳しく説明。

例えば、エクスプロラーパックではホイールアーチプロテクション、スペアホイールカバー、フロント&リアクラシックマッドフラップ、ボンネットディカール、レイズドエアインテーク、エクステリアサイドマウンドギアキャリア、そしてエクスペディションルーフラックの7点で構成されている。

ディフェンダー 最大の魅力は価格

若林ディレクターは、新型ディフェンダーの様々な特長を紹介した上で「最大の魅力は価格にある」と言い切った。

グレードは、90と110それぞれで、ベースモデル/S/SE/HSEとなり、導入1年目の限定モデルとしてファーストエディションを設けた。

ランドローバー・ディフェンダー
ランドローバー・ディフェンダー    近藤浩之

90ベースモデルで、価格は499万円。また、シートの仕様を主体としてキュレーテッドスペックを5タイプラインナップしている。

納期としては、キュレーテッドスペックの方が、完全にカスタマズするより比較的早くなるという。

実車展示については、7月4日~5日11:00〜20:00がグランフロント大阪・ナレッジキャピタル、7月12日~13日11:00〜20:00が名古屋JRゲートタワー、東京では7月18日~19日11:00〜20:00六本木ヒルズ大屋根プラザで行う。

その後、全国各地の正規販売ディーラーで、新型ディフェンダー・デビューフェアを8月1日~10日まで行う予定だ。

日本では日系メーカーでもトヨタRAV4などオフロード走行を重視したSUVが続々と登場。輸入車ではジープラングラーが人気だ。

本格派四駆の本家本元、ランドローバーのディフェンダー。この機に、これまで輸入車SUVに関心のなかったユーザーを含めて、日本で一気にメジャー化するかもしれない。

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