【よりSUVらしく】シトロエンC4公開 EVの名は「eC4」 ガソリン/ディーゼル/電動 2021年頭発売

公開 : 2020.06.18 20:50  更新 : 2021.03.05 21:42

シトロエンが、新しいC4ハッチバックを20201年に英国で発売します。ガソリン、ディーゼル、電動パワートレインで提供され、販売価格は、邦貨にして300万円から400万円となると予想されています。

新しいC4ハッチバック

text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)

シトロエンは、2018年に生産終了となったC4ハッチバックの、間接的な後継モデルの画像と詳細を公表した。

新しいシトロエンC4は、C4カクタスよりも伝統的なスタイリングとなり、わずかに車高が高まる。

シトロエンC4
シトロエンC4

同社は、このモデルが従来のハッチバックとSUVの間のギャップを埋めると述べている。

ガソリン、ディーゼル、電動パワートレインで提供される。EVの「eC4」が組み合わせるパワートレインの詳細情報はまだ明らかにされていないが、航続距離322kmの達成が期待されている。
 
同社のCEOであるヴィンセント・コビーは、最近、AUTOCARに対し、この新しいC4は、シトロエンのヨーロッパマーケットにおいて「非常に」重要なモデルとなると語っている。

同社の2019年の販売は、前年比1%増の83万台だった。

コビーは「このクルマは、デザイン、イノベーション、コンフォートのすべての点で、シトロエンの中核となるでしょう」

「シトロエンの総合的な成長における、重要なモデルの1つとなります」

「わたし達は、このセグメントで多くのカスタマーを獲得しており、大きな強みがあります」と述べている。

コビーは、C4カクタスは「革新的な性能に、重きを置いていました」が、新しいC4は「より包括的で魅力的なモデル」となると付け加えた。

インテリア

新しいC4は、革新的な油圧式バンプストップ、快適なシート、「明るく心地よい」インテリアを含む、シトロエンのアドバンスト・コンフォート・プログラムを採用している。

同社は、電動C4の「静かで、滑らかなドライビング」により、さらに品質が向上すると述べている。

シトロエンC4のインテリア
シトロエンC4のインテリア

インテリアは、高級な素材、よりワイドなタッチスクリーンを採用し、C4カクタスから大幅にアップグレードされている。

不満の多かった、スクリーンのみからの操作となっていた既存のシステムに代わり、ヒーターコントロールに物理的なダイアルを、再導入している。

新しいC4と電動C4は、2021年の初めに英国で発売される。

C4は、2万2190ポンド(298万円)から提供されている現行のC4カクタスよりも、少し高価となり、電動C4は、3万ポンド(403万円)以上での提供が予想されている。

この新しい電動モデルは、今後12か月にシトロエンが発売する、6つの電動モデルの1つとなっている。

それには、C5エアクロス・プラグインハイブリッド、超小型四輪車(クアドリサイクル)アミ、およびスペースツアラーを含むバン3モデルが含まれている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事