【2か月連続で】インポートカー販売 5月も、統計史上最大のマイナス幅 前年比46%減に

公開 : 2020.06.22 06:50

アウディ、4位に返り咲き

顔ぶれの変わらなかったベスト3に対して、第4位以下の順位には動きがあった。

前月第6位と低迷したアウディは、同45.7%減の1072台を登録して第4位に復活。

5月の販売では第4位に返り咲いたアウディ。6月には、アウディTTクーペSライン・コンペティション(画像)に加えて、A1のエントリーモデル「A1スポーツバック25 TFSI」を発売し、攻勢をかける。
5月の販売では第4位に返り咲いたアウディ。6月には、アウディTTクーペSライン・コンペティション(画像)に加えて、A1のエントリーモデル「A1スポーツバック25 TFSI」を発売し、攻勢をかける。

前月第4位のBMWミニは同50.2%減の1046台で第5位に、前月第5位のボルボは同33.9%減の996台で第6位に陥落した。

なお、ファルクスワーゲンとアウディの間には同22.2%減の1126台に収めた日本メーカー車のトヨタが割り込んでいる。

トップ6以外の外国メーカー車のブランド別成績では、大半が前年同月比で2桁減を記録する。

そのなかで健闘したのが、需給状況とくに納車がうまく進行したスポーツカーブランドのフェラーリロータスだ。フェラーリは前年同月比88.9%増の102台、ロータスは同33.3%増の20台を成し遂げた。

最後に、新進ブランドの5月期の成績を見ていこう。「マツダ教習車」のベースモデルとして昨年5月からタイ工場生産のマツダ2の4ドア・セダンを輸入するマツダは前年同月比147.1%増の42台を達成。

ヤマト運輸と宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発して購買する契約を結ぶストリートスクーターは、6台の新規登録台数を記録している。

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