【「R」も登場】VWの新型ワゴン、アルテオン・シューティングブレーク 外観/内装/PHEV仕様は?
公開 : 2020.06.24 18:32 更新 : 2020.06.24 18:38
改良型アルテオン パワートレイン
また、アルテオンのラインナップには、3種類のガソリンターボ、2種類のディーゼルエンジンも提供される。
ガソリンは190psから280psの出力を用意。150ps、200psを提供するディーゼルには、最新の尿素SCRシステム・フィルターと、NOx排出量を約80%削減するという新たなアドブルー(AdBlue)システムが搭載されている。
ギアボックスは、6速マニュアルまたは7速デュアルクラッチ・オートマティックから選択が可能で、すべてのバリエーションで四輪駆動が提供される。
なお、新型ゴルフとは異なり、アルテオンではマイルドハイブリッド・パワートレインは提供されない。
マイルドハイブリッドは、MQBプラットフォーム上に構築されているため、第2世代の登場までは、可能性が低いと考えられている。
改良型アルテオンは、ライトバンド付きの新しいグリル、新しいLEDヘッドライト、18インチから20インチまでの幅広いバリエーションをそろえた新デザインのアロイホイールなど、多くのスタイリング変更が行われた。
結果として、ベーシック、エレガンス、Rライン、Rまでの4つの異なるスタイルで提供されることになる。
このうちパフォーマンスモデルは、大きなクーリングダクトを備えたフロントバンパー、ブルーのブレーキキャリパー、クローム仕上げのエグゾースト、20インチのパフォーマンス・アロイホイールなど、典型的な「R」スタイルを与えられた。
改良型アルテオン 内装
インテリアには、標準の10.25インチのデジタルインストゥルメント・ディスプレイ、新しい多機能ステアリングホイール、標準の8.0インチまたはオプションの9.2インチのタッチスクリーンを備えた同社の最新インフォテインメント・システムが採用された。
アルテオンを担当するマーティン・フベは、「カスタマーからのフィードバックをもとに、アルテオン・ファミリーに改善を加えました」と話す。
「トゥアレグのインテリアに採用した素材を、多く取り入れ、新しく、非常に洗練されたインテリアを提供しています」
装備はグレードによって異なるが、標準装備には、タッチセンサー式コントロール、照明付きトリムパネル、デジタル・エアコン・コントロールを備えた、新しい多機能ステアリングホイールが含まれる。
ヨーロッパで今秋発売へ
Rモデルでは、ブラックカーボントリム、一体型ヘッドレストを備えたレザースポーツシート、および追加の「レース」モードが提供される。
ミドレンジのエレガンスおよびRラインは、ステンレス・スチールのフットレスト、スポーツ・ステアリングホイール、ベロア/レザーシートを備えている。
改良型のアルテオン・シリーズは、ヨーロッパで今秋発売予定となっているが、すべてのバリエーションが同時に発売されるかどうかは、まだ明らかにされていない。
価格情報はまだ提示されていないが、ドイツ市場の現行型価格である4万4500ユーロ(537万円)よりも、わずかにプライスアップすることが予想されている。
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