レンジローバー・スポーツRSがニュルブルクリンクでテスト

公開 : 2013.09.27 13:00  更新 : 2017.06.01 02:15

レンジローバー・スポーツRSがニュルブルクリンクでテストを繰り返している姿は9月20日のニュースでもお伝えしたが、より鮮明な写真を紹介しよう。

このレンジローバー・スポーツRSは、究極のパフォーマンス・バージョンで、このRSのバッジを付けたバージョンはイヴォークにも設定される予定だ。

イヴォークRSは年末には登場する予定だが、今回われわれのスクープ・カメラマンが捉えたのはレンジローバー・スポーツRSだ。

そのエンジンは、5.0ℓのスーパーチャージャー付きのV8で、少なくともジャガーXKR-S、XFR-S、XJRと同じ542bhpを発揮すると思われる。その数値はレンジローバー・スポーツよりも39bhp多い。パフォーマンスは、0-100km/h加速4.5秒とされている。

カモフラージュされているが、フォグランプのある位置は大きなエア・インテークとなり、フロント・バンパー・デザインも変更されているのがわかる。また、リア・バンパーはロア・スキッド・プレートもデザインが変えられている。

サスペンションは、アクティブ・アンチロールバーと、エアスプリングのソフトウェア変更が行われているが、ホイールはレンジローバー・スポーツと同じ21インチが与えられている。しかし、ブレーキはより強力なものが装備されそうだ。

レンジローバー・スポーツRSは、来年イヴォークRSが登場した後でのデビューとなる。イヴォークRSは、現在の2.0ℓガソリン・エンジンをチューンした300bhpバージョンが搭載される予定だ。イヴォークの高性能バージョンの存在は、AUTOCARは2年前に掴んでいた。しかし、高性能バージョンのための独自ブランドをランドローバーは確立せず、また、イヴォーク自体の販売が好調なことから、先送りされてきた経緯がある。そのデザインは、ゲーリー・マクガバンによるもので、大きなホイールと広げられたホイールアーチ、そしてシル・エクステンションを特徴とするものだ。

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