【日本価格/スペック/内装】モーガンの新型車、プラス・フォー発売
公開 : 2020.06.26 00:05
プラス・フォー 内装
先進のCXジェネレーション・プラットフォームの採用により、プラス・フォーは従来モデルよりも室内やラゲッジルームのスペースが拡大されている。
また、乗降性も劇的に向上している。これらの進歩は、日常使いにおける利便性も高めており、より多くのユーザーに訴求できるモデルとなっている。
モーガン車はプラス・フォーに限らず、すべてがモーガン・モーター・カンパニーの本拠地である英国ウスターシャーのマルヴァーンでハンドビルドで生産されている。内外装ともにカスタマイズ用のアクセサリー類は豊富だ。とくにインテリアの素材や色などは、さまざまなオプションが設定されている。
例えば、インテリアのトリムは新導入のペブルグレーンレザーが標準だが、プレミアムソフトグレーンレザー・インテリアがオプションで選べる。フロアカーペットはオプションでボックスウィーブに変更可能で、色も選べる。
シートバックはブラックコンポジットが標準装備だが、レザーやボディ同色のものもオプションで選択可能。
シートには、さまざまなステッチやヘッドレストの刺繍、コントラストカラーのステッチやパイピングなどがオプションで選択できる。センターコラムトップとダッシュボードはボディカラーと同色が標準だが、レザー、クロスフィニッシュ、マットフィニッシュがオプションで選べる、といった具合だ。
つまり、予算と好みに応じて自分だけのモーガン車を作り上げることができるというわけだ。
プラス・フォー パワートレイン
従来モデルのプラス4も、トライアンフ、フィアット、そしてローバーなど、いくつかのメーカーからパワーユニットを供給されてきた。
新型のプラス・フォーでは、BMWとの長きに渡る関係からBMW製の2.0L直4 DOHCツインパワー・ターボエンジンを搭載している。プラス・フォーは、4気筒ターボを搭載した最初のモーガン車となった。
最高出力は258ps、最大トルクは40.8kg-m(MT車は35.7kg-m)を発生。乾燥重量は1009kg(MT車は1013kg)で、最高速度は240km/h、0-100km/h加速は4.8秒(MT車は5.2秒)を実現している。
組み合わされるミッションは、8速ATと6速MTが設定されており、AT車にはパドルシフトも採用されている。ちなみに、先代モデルにはATは設定されていなかった。
また、プラス・シックス同様にスポーツプラス・モードを備え、センターコラムのボタンを操作すれば、スロットルレスポンスの向上によりダイナミックな運動性能が得られる。