【日産の輸入 大幅アップ】6月のインポートカー登録台数 9か月連続マイナスも、復調の兆し?
公開 : 2020.07.07 07:50 更新 : 2021.04.26 14:59
コロナ禍でも、メルセデス・ベンツが2.5万台
外国メーカー車の2020年上期(1月~6月)のブランド別成績では、メルセデス・ベンツが前年同期比21.3%減ながら、唯一2万台オーバー(2万4994台)の新規登録を記録してトップを維持する。
続く第2位には、同25.3%減(1万7988台)を記録したフォルクスワーゲンが位置。
第3位には同32.6%減(1万5820台)にとどまったBMWが入り、日本メーカー車のトヨタ(同4.5%減の1万634台)を挟んで、同17.9%減(9285台)に甘んじたアウディが続いた。
トップ5以外の外国メーカー車の2020年上期成績では、大半が前年同期比で2桁減を記録する。
そのなかで健闘したのが、需給状況とくに納車がうまく進んだスポーツカーブランドのポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、ロータスだ。
ポルシェは前年同期比16.3%増(3766台)、フェラーリは同30.2%増(548台)、ランボルギーニは同12.9%増(410台)、ロータスは同24.2%増(123台)を成し遂げた。
また、一部高級車ブランドも善戦し、キャデラックが同7.2%増(253台)、ロールス・ロイスが前年と同数の95台を記録。
SUV戦略が功を奏したシトロエンも、同6.3%増(1952台)と前年実績超えを達成した。