【価格/サイズ/内装は?】アウディQ3新型、Q3スポーツバック 日本発売へ ガソリン/ディーゼルのスペックを解説
公開 : 2020.07.07 14:30
新型Q3/スポーツバック 内装
インテリアも、エクステリア同様にオクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインが、インストゥルメント・パネルに配されている。
メーターパネルには、アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタル・インストゥルメント・クラスターを採用。
センターダッシュには、タッチスクリーン式のMMI(マルチメディア・インターフェイス)も装備し、スタイリッシュで先進的なデジタル体験を提供する。
インパネまわりなど、インテリアのデザインは新型Q3、Q3スポーツバックとも基本的には変わらない。
リアシートは、新型Q3では従来型よりヘッドクリアランスを7mm拡大。クーペスタイルのQ3スポーツバックでも十分なスペースを確保している。しかもリアシートは、新型Q3は150mm、Q3スポーツバックは170mm前後にスライドが可能だ。
リアシートバックは40:20:40の3分割可倒式で、ラゲッジスペース容量は、Q3は5人乗車時でも従来型より70L拡大した530L。リアシートバックを全倒したときは、新型Q3では1525L、Q3スポーツバックでは1400Lとなる。
また、足の動き(キックアクション)でも作動する電動テールゲートをオプション設定した。
新型Q3/スポーツバック シャシー&パワートレイン
軽量化と高いボディ剛性を両立したプラットフォームは、フォルクスワーゲン・グループのMQBを採用している。
今回、日本に導入された新型Q3とQ3スポーツバック用のパワーユニットは、1.5Lの直4DOHCガソリン・ターボと、2.0Lの直4DOHCディーゼル・ターボの2種となる。
ガソリン・ターボは従来型の1.4L TFSIを進化させた新開発エンジンで、より高圧の直噴システムの採用などにより、最高出力150ps/5000-6000rpm、最大トルク25.5kg-m/1500ー3500rpmを発生。
しかも気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(COD)機構により、省燃費も実現している。
ディーゼル・ターボは、最高出力150ps/3500-4000rpm、最大トルク34.7kg-m/1750-3000rpmを発生しながら、低燃費性も両立。ヒルディセント・コントロールを標準搭載するのが特徴だ。
組み合わされるミッションは、いずれも7速DCTのSトロニック。駆動方式は、ガソリンは2WD(FF)、ディーゼルは電子制御油圧式多板クラッチを用いたクワトロ・フルタイム4WDシステムで、安定した加速とコーナリングなど優れた走行性能を実現している。