アウディQ5に新エンジン
公開 : 2012.04.25 11:44 更新 : 2017.06.01 00:55
アウディQ5はグレードアップされたインテリアと新しくなったエンジンを中心としたミッド・サイクルのフェイスリフトを受けることとなった。
10月のパリ・モーターショーで発表の後に発売されることとなるが、軽くリデザインされたバンパー、グリル、ヘッドランプとテールパイプなどが外観上の違いだ。ダッシュボードとセンター・コンソールはそのまま維持されるが、トリムが新しくなりより高品質感を増すものとなっている。
シャシーは新しいスプリングとダンパーが乗り心地を改善するために微調整された。ステアリングも、従来の油圧から電子制御メカニカルに変更となる。
搭載される新しいエンジンは5つ。すべてアイドリング・ストップ機能を備える。
3.0TDI V6ディーゼル・エンジンは、5bhp、8.2kg-m、パワー、トルクが上げられ242bhp、59.2kg-mという数値を持つ。
268bhpを発揮する3.0リッターのTFSIガソリン・エンジンは、旧い266bhpの自然吸気3.2リッターV6ガソリンに代わるのもので、0-100km/h加速5.9秒のパフォーマンスを引き出す。
また、ハイブリッド・エンジンも搭載される。これは208bhpの4気筒ガソリン・エンジンと53bhpのモーターを組み合わせたもので、合計すると242bhp、48.9kg-mのパワー、トルクとなる。
また、アウディが6月に行われるル・マン24時間で、A6に搭載されている309bhp/66.2kg-mの3.0リッターV6ツインターボのTDIエンジンをSQ5にも積むことを発表する計画がある。このエンジンの搭載により0-100km/h加速は5.8秒、最高速度は250km/hとなる。また、ガソリン・エンジンのSQ5も、アメリカおよび中国市場のために用意されるという噂もある。それは、328bhpと44.8kg-mのパワー、トルクを持つものとなりそうだ。