2013 F-1 第14戦 韓国グランプリ
公開 : 2013.10.06 23:04 更新 : 2017.06.01 02:15
レッドブルのセバスチャン・ベッテルが韓国グランプリを制した。これでベッテルは4連勝。チャンピオンシップ・ポイントでも2位のフェラーリ、フェルナンド・アロンソに77ポイント差をつけ、2013年のチャンピオン獲得にぐっと近づいた。
終盤、マーク・ウェーバーのマシンがエイドリアン・スーティルにヒットされ炎上したことによってペースカーが入り、そのため一時的に差がほとんどなくなったが、結局ポールポジションからスタートしたベッテルは常にトップをキープし、ポール・トゥ・ウィンを成し遂げた。
2番手、3番手にはロータスの2人、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンが入賞。終盤、ライコネンとグロージャンは1秒の差もないところまで近づいてが、結局ライコネンが逃げ切って2番手を確保した。
今回素晴らしいレースを見せたのはザウバーのニコ・ヒュンケンベルグだった。予選でも4列目をエステバン・グティエレスと共に獲得したザウバーのエース・ドライバーは、ペースカー直後から、後ろにルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、ニコ・ロズベルグ、ジェンソン・バトンというそうそうたるメンバーを引き連れての周回となったが、結局最後までこの4番手のポジションをキープしたのだった。もちろん、彼にとって自己最高のポジションである。
以下、ハミルトン、アロンソ、ロズベルグ、バトンと続き、更に離れて9位にマッサ、10位にペレスという結果だった。
来週はいよいよ日本グランプリだ。
第14戦 韓国グランプリ結果
1 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
2 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
3 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー |
4 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー・フェラーリ |
5 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
6 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
7 | ニコ・ロズベルグ | メルセデスAMG |
8 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス |
9 | フェリッペ・マッサ | フェラーリ |
10 | セルジオ・ペレス | マクラーレン・メルセデス |
ワールド・チャンピオンシップ・ポイント
272 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
195 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
167 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
161 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
130 | マーク・ウェーバー | インフィティ・レッドブル |
122 | ニコ・ロスベルグ | メルセデスAMG |