【中国生産のEV】BMW iX3、正式発表 航続距離460kmの新型 内装/サイズが判明 メルセデス・ベンツEQCと競合へ
公開 : 2020.07.15 05:50 更新 : 2021.04.26 15:09
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BMWは、車重2185kgのiX3の0-100km/h加速を6.8秒としているが、これは251psのターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジンを搭載するX3 sDrive30iよりも0.4秒遅い。
また、iX3の最高速度は、航続距離を確保するために時速180kmに制限されている。
電力は、400V、80kWhのリチウムイオンバッテリーから発生。BMWによると、バッテリーをフロアパン内に統合することで、従来のX3よりも重心点を最大75mm下げ、「横方向のダイナミクス」を強化したという。
バッテリーについては、サムスン製を採用しているi3とは異なり、iX3は中国のバッテリーメーカーCATLのセルを選んだ。
BMWはコバルト含有量を大幅に削減したと謳っているが、CATLを採用した主な理由は、中国で製造されたEVには国産バッテリーを使用しなければならないという規制にある。
BMWは、iX3にさまざまな充電方法を用意しており、150kWのDC急速充電により34分で80%の充電も可能である。