2013 F-1 第15戦 日本グランプリ
公開 : 2013.10.13 19:30 更新 : 2017.06.01 02:15
セバスチャン・ベッテルが5連勝で、日本グランプリを制した。
ポールシッターを獲得したのは、今年でF-1からの引退を表明しているベッテルのチームメイト、レッドブルのマーク・ウェーバーだった。2番手にベッテルと、レッドブルがフロントローを独占。3番手にロータスのロマン・グロージャンというオーダーだった。
レース当日、快晴の鈴鹿サーキットのオープニング・ラップで最初に第1コーナーに飛び込んだのは、3番手スタートのグロージャン。続いて、ウェーバー、ベッテルというオーダー。メルセデスのルイス・ハミルトンはこの第1コーナーでリア・タイヤがバースト。そのまま1周走ってピットインしたが、そのバーストが原因で空力関係のパーツにダメージを追ってしまい結局リタイアとなる。
グロージャン、ベッテルは2ストップ、ウェーバーは3ストップという異なるストラテジーをとった。ベッテルは38周目、2度めのピットストップを終えたところでトップ、グロージャンに肉薄。そして41周目にグロージャンをかわしてトップに立った。また、ウェーバーも最終のピットストップを終え、3位でコースに復帰するが、その後、52周目にグロージャンを交わして2番手となった。
ベッテルはそのまま逃げ切り、今季9勝目、そして5連勝を果たした。2位にはウェーバー、3位には終盤までトップを守った大健闘のグロージャンが入った。そして4位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソが入り、この鈴鹿でベッテルがシリーズ・チャンピオンを決めるのを阻止した。5位はロータスのキミ・ライコネン。6位、7位にはニコ・ヒュンケンベルグ、エスティバン・グティエレスとザウバー勢が入った。
第15戦 日本グランプリ結果
1 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
2 | マーク・ウェーバー | インフィティ・レッドブル |
3 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー |
4 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
5 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー・フェラーリ |
7 | エスティバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ |
8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデスAMG |
9 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス |
10 | フェリッペ・マッサ | フェラーリ |
ワールド・チャンピオンシップ・ポイント
297 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
107 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
177 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
161 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
148 | マーク・ウェーバー | インフィティ・レッドブル |
126 | ニコ・ロスベルグ | メルセデスAMG |