【やっぱりV8】ACコブラを再生産 コルベットZ06の6.2Lエンジン EV/直4仕様につづく復活
公開 : 2020.08.06 20:20 更新 : 2020.08.06 20:24
英国ACカーズは、ACコブラの生産再開を明らかにしました。コルベットZ06の6.2L V8を搭載します。先月発表されたEVと直4ターボに続く、本家コブラの復活。現地価格は、邦貨で約1793万円です。
ACコブラ 生産再開モデルとは
英国の自動車メーカー「ACカーズ」が、アイコニックなコブラのリクリエート・モデルを披露した。
イギリス市場向けに先日発表された、2.3L仕様の「チャーター・エディション」、さらにEV仕様で復活した名車。それに続くのは「コブラ378スーパーブロワー・マーク4」だ。
1998年に限定販売され、2020年に復活を果たす形となった。
C7世代のコルベットZO6が積むシボレー製6.2L V8スーパーチャージド・エンジンを搭載。
パフォーマンスの詳細は明らかにされていないが、オリジナルの1965年型コブラ427のフォードV8よりも約150ps多い、580ps前後を出力すると言われている。
従来のラダーフレームシャシーを採用しつつも、サーボアシスト・ブレーキ、ベントブレーキディスク、リミテッドスリップ・ディファレンシャルを採用。
コイルオーバー・ショックアブソーバーを備えたマルチリンク・サスペンションを装備するなど、最新のシャシーコンポーネントを多数搭載している。
手作業で仕上げられたインテリアは、全体がブラックレザーでトリミングされ、毛足の長いパイルカーペットが特徴的となっている。
イギリス価格 邦貨1793万円~
現在、バッキンガムシャーを拠点とするボス・モーター・カンパニーで注文を受け付けている。
英国での販売価格は12万9500ポンド(1794万円)から。
同社はV8仕様を何台生産するかは明らかにしていないが、量産仕様の第1号車が現在製造されているとのことだ。
なお、初代の登場から58年経ったことにちなんで、EVとチャーター・エディションはそれぞれ58台ずつ販売することを明らかにしている。