【改良新型5シリーズ】BMW 545e登場へ 293psのプラグイン・ハイブリッド 航続距離、最長53km

公開 : 2020.08.13 18:20

新機能「eドライブゾーン」

PHEVモデルに追加される、新しい機能にも注目が集まっている。

まずロンドンとバーミンガムで利用可能となる、「eドライブゾーン」と呼ばれる新しい機能は、都市の境界に入ると自動的に完全電動モードに切り替わるもの。

BMWの電動モデル
BMWの電動モデル

英国ではまだ利用できないが、電動での走行距離に応じて仮想ポイントを集めることができる「eドライブポイント」と呼ばれるシステムもある。

BMWはまた、電動モデルの環境保全への貢献をより高めるための、広範な持続可能性プログラムを明らかにしている。

来年、「iX3」でデビューする第5世代のeドライブEVパワートレインは、希土類金属の使用を完全に放棄する。

リチウムイオン電池の生産に必要なコバルトなどの鉱物は、モロッコやオーストラリアなどの国々から持続可能な方法で調達される。

現在のバッテリーは、燃焼モデル(10年)と同等の寿命要件を満たすように設計されているという。

クルマでの使用に適さないと判断された後は、静止状態で使用する電源として、さらに8〜10年間使用が可能となっている。

また、今後20年間のうちに、BMWはリサイクルプロセスでバッテリーから原料の90%以上を回収すると述べている。

その結果、X1 PHEVなどのプラグイン・ハイブリッドでも、同等のディーゼルモデルと比較して、ライフサイクル全体のCO2排出量を30%削減できるとのことだ。

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