【ミサイルのスイッチも?】アストン、新作映画とコラボ ヴァンテージ007エディション DBSスーパーレッジェーラにも限定車
公開 : 2020.08.17 08:02
007最新作の公開に向け、アストン マーティンが2種類の「007エディション」を発表。ヴァンテージ、DBSスーパーレッジェーラに設定されます。前者の車内には、ミサイル発射スイッチのようなものが見えます。
ノー・タイム・トゥ・ダイ 11月公開へ
英アストン マーティンが、映画007シリーズ「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を記念して、「007エディション」を発売した。
ヴァンテージ、そしてDBSスーパーレッジェーラという2モデルに設定される。
2020年11月に世界で公開されるシリーズ25作目には、往年のアストン マーティンV8に加えて、DBSスーパーレッジェーラ、ヴァルハラが登場するという。
本作からアイデアを得て、同社のパーソナライゼーション部門、「Q by アストン マーティン」が製作を担当したのが今回の限定車だ。
1台目は、過去作にも登場しているアストン マーティンV8にヒントを得た「ヴァンテージ007エディション」。
アストン マーティンV8の特徴であるクロームベゼル付きの専用メッシュグリル、劇中仕様にヒントを得たイエローの破線ディフューザーを採用。
1987年公開の「リビング・デイライツ」で装着されていた雪上走行用のスキー・アウトリガーを想起させる限定版スキー/スキー・ラック・セットも注文可能だ。
内装 ミサイル、レーザーのガジェットも
マニュアル・ミッションを装備したセンターコンソールには、「007」のロゴを配置。
サンバイザーには、ラジオ局の周波数である「96.60(FM)」が刺繍されている。かつて、ボンドが脱出する際に利用したロシア警察の無線の周波数だとか。
また、ロケット・モーター、ミサイル、レーザー、ターゲット・ディスプレイ、スキー・アウトリガーなどを操作するためのスイッチを模したガジェット・プレートも装着。
なんと、ミサイル誘導システムを想わせる十字線までシフトレバーに刻まれている。
ヴァンテージ007エディションは、全世界で100台を限定生産。トランスミッションは、MT/ATを選択可能だ。
DBSスーパーレッジェーラは25台
もう1台の007エディションは、DBSスーパーレッジェーラ。
専用のダイヤモンド切削加工による21インチY字スポーク・ホイール(グロスブラック)を装着。ブラック・エナメルを使用したクローム仕上げの「007」エンブレムをフェンダーに配した。
さらに、リアスポイラー・ブレードをステンレス・スチール・シルバーの007フォイル(箔押し)が飾る。
コクピットは暗色系のカラーで統一され、レザー張りの豪華な室内にはシートの輪郭を強調するレッド・ステッチを施した。
ドア・カード、アームレスト・バックル・バッジ、リアのサブウーファー・カバーにも「007」ロゴを装着。ドアを開けば、サイドシルに装飾された「007 EDITION」の刻印がオーナーを迎える。
ヴァンテージ007エディションの価格は、16万1000ポンド(2246万円:本日のレート)から。DBSスーパーレッジェーラ007エディションの価格は、27万9025ポンド(3893万円)から。
納車は2021年第1四半期に開始される予定だ。