【詳細データテスト】モーガン・プラス・フォー 新設計ながら雰囲気満点 一線級の加速性能 足回りはチューニングの余地あり
公開 : 2020.08.22 11:50
使い勝手 ★★★★☆☆☆☆☆☆
インフォテインメント
プラス・フォーには、オーディオの標準装備はない。また、アフターマーケット品でもナビゲーションシステムは用意されていない。
シンプルなトリップコンピューターがドライバー正面に設置されるが、表示できるのは走行中の燃費情報や電気式油量計など限定的。もっとも、それ以上の内容は、このクルマに必要ないかもしれないが。
追加費用を支払えば、コクピット後方のウッドフレームに、見栄えのいいグリルを備えたスピーカーふたつを組み込み、小さなアンプを搭載することができる。
音源は、スマートフォンからBluetoothで転送することが可能だ。また、グローブボックスないの3.5mmミニジャックで、外部機器と有線接続することもできる。
ひかえめながらもこのクルマにはぴったりのソリューションだが、出力はやや不足気味。ソフトトップを閉じていても、周囲のノイズが邪魔をしてディテールは聞き取りにくい。それでも長距離ドライブで、会話もダレてくるようなときにはありがたい存在だ。
燈火類
LEDデイタイムライトを備えるハロゲンヘッドライトが標準装備され、ドライビングライトがオプション設定される。今回、日が長い時期のテストだったため、それらのお世話になる機会はなかった。
ステアリングとペダル
ペダル周りの空間はほどほどの広さで、グリップのいいペダル面は非常に扱いやすい。ただし、左足を置くフットレストが備わるのはAT車のみで、MT車には用意されない。