メルセデス・ベンツSLCのデビューが決定
公開 : 2012.04.26 13:35 更新 : 2017.06.01 00:55
メルセデス・ベンツは、ポルシェ911のライバルとなるSLCと呼ばれるモデルの生産を決定した。
2014年に発売が開始されるこのモデルは75,000ポンド(980万円)の価格がつけられる。
その2ドアのスタイリッシュなスポーツカーは、メルセデス・ベンツの乗用車部門とAMGとの協力によってデザインされた。メルセデス・ベンツCEO、ディーター・ゼッツェは、2015年までに5つのセグメントに新しい10モデルとアップグレードされた22のモデルを投入する計画があり、そのうちのひとつにフロント・エンジンの小型のSLS、つまりSLCがラインナップされていることを認めた。
同国のライバル、2015年までにアウディとBMWの成長率と合わせることがメルセデスの拡大戦略の核となる。従来の中心的なモデル、例えばCクラス、Eクラス、Sクラスを中心に、そのロワ・エンドとなるバリエーションを増やすことが重要だ。
また、2年以内に、段階的に撤退することとなったマイバッハにかわるラグジュアリー・モデルのラインナップも考えなくてはならない。
メルセデス・ベンツのミッド・サイズのラインナップには、2014年に登場する予定の第4世代のCクラスとCクラス・エステート、そしてCクラス・クーペがある。また、同じ2014年にはSLKのフィリスリフトと、2015年のCクラス・カブリオレが予定されている。
メルセデス・ベンツの中で若い世代にアピールするモデルとしては最近導入されたBクラスと、まもなく発表されるだろう5ドアのAクラスがある。来年にはCLCとCLSシューティング・ブレークも新しくなる。
ジュニアSUV、GLCと呼ばれるモデルは2014年に導入の予定だ。
非常に柔軟なMFAプラットフォームによってこれらモデルは生産されることとなる。