2013 F-1 第16戦 インド・グランプリ
公開 : 2013.10.28 06:06 更新 : 2017.06.01 02:15
レッドブルのセバスチャン・ベッテルがインドGPを制し、史上最年少で4度目のF-1チャンピオンに輝いた。なお、F-14年連続チャンピオンは史上3人めの偉業となる。
ソフト・タイヤでスタートしたベッテルは、2周目にピット・イン。ミディアム・タイヤにチェンジする。以降、驚異的なペースで周回を重ね、みるみるうちに順位を回復。チャンピオン獲得が確実な順位になったにもかかわらず、60周を走りきり、F-14連勝を結果的にポール・トゥ・フィニッシュという形で締めくくった。
フェラーリのアロンソは、オープニング・ラップでマシンにダメージを負い、トップ・ベッテルと同じく2周目にピット・イン。タイヤをミディアムにして再びコース・イン。しかし、最終的には11位でフィニッシュとなった。
また、一時期2番手を走っていたレッドブルのマーク・ウェーバーは、オルタネーター・トラブルでリタイアとなった。
2番手にはメルセデスのニコ・ロズベルグが入賞。3番手以降は終盤激しい争いを見せたが、ラスト4周でロータスのロマン・グロージャンが盟友キミ・ライコネンをパスして3位に浮上。その後、ライコネンはフェラーリのフェリッペ・マッサ、マクラーレンのセルジオ・ペレスにもパスされ、最終的にメルセデスのルイス・ハミルトンにもパスされたところで、タイヤ交換のためにピット・インを余儀なくされる。最終的には7位のフィニッシュとなった。
グロージャンは韓国、日本に続いて3戦連続の3位フィニッシュ。マッサはイタリア・グランプリ以降、久々の4位のポジションを得た。また、5位のペレスは今シーズンのベスト・リザルトとなった。
トップのベッテルは2位に約30秒の大差をつけてフィニッシュ。インド・グランプリ3連勝を収めた。また、このレースでレッドブルのコンストラクターズ・チャンピオンも決定している。
第16戦 インド・グランプリ結果
1 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
2 | ニコ・ロズベルグ | メルセデスAMG |
3 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー |
4 | フェリッペ・マッサ | フェラーリ |
5 | セルジオ・ペレス | マクラーレン・メルセデス |
6 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
7 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
8 | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア・メルセデス |
9 | エイドリアン・スーティル | フォース・インディア・メルセデス |
10 | ダニエル・リカルド | トロロッソ・フェラーリ |
ワールド・チャンピオンシップ・ポイント
322 | セバスチャン・ベッテル | インフィティ・レッドブル |
207 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
183 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー |
169 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
148 | マーク・ウェーバー | インフィティ・レッドブル |
144 | ニコ・ロスベルグ | メルセデスAMG |