【価格/サイズ/内装は?】ホンダe ホンダ初の量産EV、日本発売日は10/30 充電/航続距離を解説
公開 : 2020.08.27 10:00
ホンダe パワートレイン
ホンダeのパワートレインは、ホンダが長年取り組んできたハイブリッド、プラグインHV、燃料電池の基本技術を活かしながら、コンパクトで優れた基本性能を実現するために専用設計された。
大トルクのe:HEV用駆動モーターを使用し、モーターの横にPCU(パワーコントロールユニット)を一体化してコンパクトにし、リアに搭載している。
最高出力は154ps、最大トルクは32.1kg-mという、ガソリンエンジンならV6の3.0Lに相当するパワーとトルクを発生。
駆動用バッテリーはリチウムイオン電池を採用。フル充電での航続距離はベースグレードで283km(WLTCモード)となっている。
また、走行モードの切り替え、シングルペダル・コントロールのON/OFF、ステアリングの減速セレクターなどで、走行シーンに合わせて特性を変えられる。
充電/給電ポートは、さまざまな体格の人への使いやすさを考慮し、充電ガンが挿入しやすいフロントフード中央に配置。この場所は、運転席から接続していることが目視できるというメリットもある。
充電方式はCHAdeMO規格の急速充電とタイプ1単相の通常充電に対応。CHAdeMO(50kW以上)なら30分で80%、タイプ1単相は3.2kWまでの充電コンセントなら9.6時間以上、6.0kWまでの充電設備なら5.2時間以上でフル充電が可能だ。
ホンダe 装備
シティコミューターであっても、安心・安全装備が充実していなければならない。
ドライバーだけでなく、すべての人の安全を目指すホンダは、ホンダeにも先進の安全運転支援技術を搭載している。
安全運転支援システムの「ホンダセンシング」は、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能はもちろん、追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール、標識認識機能など、11の機能を標準装備。
インパネのワイドスクリーンには、直感的にわかりやすいイラスト表示の「安全装備設定」をホンダ車として初採用している。
また、駐車場所を選択してボタンを押すだけで簡単に使える「ホンダ・パーキングパイロット」、下向きのマルチビュー用カメラやサイドターンシグナルも内蔵したサイドカメラ・ミラーシステムを搭載。
これ以外にも、全面ガラスのスカイルーフ、クラウドAIによる音声認識と情報提供を行う「ホンダ・パーソナルアシスタント」、車載通信モジュールの「ホンダ・コネクト」など、シティコミューターとして効果的な快適装備も充実している。