【ロールスの限定2シーター】ロールス・ロイス・ドーン・シルバー・ブレットの姿が明らかに 50台だけ生産
公開 : 2020.08.25 19:45
4シーター・オープンの超高級車「ロールス・ロイス・ドーン」が、2人乗りロードスターに。後席を取り払い、見事なバットレスを設置。50台だけの特別モデルは、邦貨にして3800万円以上で販売されます。
ドーン・シルバー・ブレット・コレクションとは
英ロールス・ロイスが春に発表した、4人乗りオープン・モデル「ドーン」を2人乗りにした特別モデル。その姿が公開された。
1920年代のロードスターにインスピレーションを受け、限定50台で販売されるこのバリエーションは、ドーン・シルバー・ブレット・コレクションと名づけられている。
シルバー・ブレットでは、標準モデルのリアシートが、チタン製のメタリックシルバーのバットレスに置き換えられている。
古くからのファンに嬉しいのは、シルバーカラーが幅広く使われており、シルバー・ドーン、シルバー・キング、シルバー・サイレンス、シルバー・スペクターなどの、以前のロールス・ロイスの名車を思い起こさせること。
また、ヘッドライトとバンパーは、ダークカラーのディテールが採用されている。
邦貨にして3800万円以上
インテリアでは、カーボンファイバー製のダッシュボードと、“反骨心を象徴するファッションアイコン”のレザージャケットに、インスピレーションを受けたと言われる、センターコンソールを囲むキルティングレザーが特徴的となっている。
シルバー・ブレットは、ドーンの標準モデルと同じ6.6LターボチャージV12エンジンを搭載し、最高出力570ps、0-97km/h加速5.0秒、最高速度250km/hを達成する。
現在、最初のカスタマーへ納車する車両が製造されており、27万5295ポンド(3800万円)の標準モデルより高価になることが予想されている。
英国グッドウッドに拠点を置くロールス・ロイスは、今回の新モデルについて「過去のノスタルジアと未来のイノベーションを融合しました。新しいロードスターの精神と、自由な爽快感を提供します」と述べている。