【運転の楽しさはPHEVで一番】BMW 545e プロトタイプ 3.0L直6採用 前編
公開 : 2020.08.28 10:20
新フロントグリルにL型のデイライト
ボディのスタイリングは、フェイスリフトを受けた最新の5シリーズと共通。クロームメッキのフロントグリルはワイドになり、取り付け位置が低くなっている。
グリル自体は最新のBMW流の、左右でつながるシングルフレーム・デザイン。フロントバンパーの造形も新しくなっている。
ヘッドライトは、リフレクター周りのデザインがリフレッシュされ、L型のデイライトを内蔵。標準でLEDとなるが、マトリックスLEDのメインビームとレーザーライトもオプションで選択が可能だ。
試乗車のヘッドライトはオプション仕様。ハイテクな顔つきにしてくれる。
PHEV版としての違いとして、左側のフロントフェンダーに充電ポートが備わる。3.7kWの充電容量なら、3時間半ほどで満充電にできるという。
インテリアもわずかに改良を受けた。モニター式のメーターパネルは、複数の中から表示設定が選べる。表示の切り替えは、ステアリングホイール上のボタンでできる。
iドライブと呼ばれるインフォテインメント・システムは、最新版の第7世代。センターモニターは、標準が10.3インチ。オプションで12.3インチと、ヘッドアップ・ディスプレイも備えられる。
センターコンソールのレイアウトも、新しくなっている。エアコンの操作系が改められたほか、多くの機能を直感的に操作可能。オプションで、音声認識とジェスチャーコントロールの指定も可能だ。
この続きは後編にて。