【フラッグシップが刷新】アウディS8、新型が日本発売 571psの高性能セダンがフルモデルチェンジ
公開 : 2020.08.25 12:54 更新 : 2020.08.25 12:54
アウディのフラッグシップ・セダン、「アウディS8新型」が日本発売されました。571psのV8ツインターボと48VマイルドHV。2000万円オーバーの高性能モデルは、ドイツ車好きの心を奪えるでしょうか?
A8シリーズの高性能モデル
映画トランスポーター・シリーズで、お馴染みの独アウディの高級セダン、A8とS8。
このうち、A8シリーズの高性能モデルに位置付けられる「アウディS8」の新型が、日本発売された。
Sモデルは、quattroフルタイム4WDシステムを搭載するスポーツ・モデルの名称で、各シリーズの上級グレードに位置付けられる。S8は、アウディのラインナップ全体で見ても、フラッグシップ・セダンということになる。
新型のパワートレインは、4L V8ツインターボ(571ps/81.6kg-m)と8速ティプトロニックという構成。
48Vリチウムイオン・バッテリーと、BAS(ベルト・オルタネーター・スターター)を用いて高いエネルギー回収効率を実現するマイルドハイブリッド(MHEV)を搭載している。
また、減速および惰性走行時には、シリンダー・オン・デマンドによりエンジンを停止。ハイパワーと環境テクノロジーを両立したモデルだ。
外観/内装の変更点は?
新型の外観は、前後バンパーがS8専用のデザインで、4本出しの楕円エグゾーストフィニッシャー、9Jx21の5ダブルスポーク・デザイン・アルミホイールが高性能ぶりを演出。
内装は、カーボンのデコラティブ・パネルや、バルコナ・レザーを用いたスポーツシートを採用するなど、スポーティさと上質さを併せ持つ。
シャシーについては、レーザースキャナーやカメラセンサーを用い、路面の凹凸を先読みし、サスペンション・ストロークをアクティブ制御する「プレディクティブ・アクティブ・サスペンション」を搭載した。
また、電子制御による四輪操舵を装備し、65km/h以下ではリア・タイヤはフロントと逆方向に最大5°まで操舵。中高速域では前輪と同位相に操舵。取りまわしと、操縦安定性を向上させている。
さらに、リア・スポーツ・ディファレンシャルをクワトロに組み合わせ、快適でダイナミックな走行性能を実現した。
新型アウディS8の日本価格は2010万円だ。