【新しい哲学】ロールス・ロイス 次期ゴーストのダッシュボードに「星空」LED採用
公開 : 2020.08.26 11:00
高級ブランドの新しい表現
エトヴェシュCEOは、今年後半に発表される新型ゴーストは「ポスト・オピュランス」という新しいトレンドを反映した「ピュア」なデザインで、「ロールス・ロイス史上最も純粋な表現」になるだろうと述べた。
高級車メーカーであるロールス・ロイスは現在、ベントレー・フライングスパーのライバルとなる第2世代ゴーストの仕上げ段階に入っており、アニメ動画ではティーザースケッチなどを公開してファンの期待感を高めている。
動画の中でエトヴェシュは、初代ゴーストが2009年に発売されて以来、同車はロールス・ロイスの長い歴史の中で最も成功したモデルとなったと述べている。
「顧客はこのクルマのシンプルさ、つまり『ロールス・ロイスを所有するための、少し小さくて、あまり派手ではない手段』を高く評価してくれました。さらに言えば、デザインをさらにミニマリズムにしてほしいという熱烈な要望もありました」
エトヴェシュによると、ロールス・ロイスのコレクションは常に「魔法のような感覚」を提供してきたものの、5年の歳月をかけて開発された新型ゴーストは、その縮小への動きを反映したものになるだろうと述べている。
「ゴーストはロールス・ロイスの最も純粋な表現です。ブランドの柱を美しく、ミニマルでありながら、非常に複雑な製品に凝縮したもので、顧客のニーズと完全に調和しており、わたしたちが生きている時代と完全に同調していると信じています」
ゴーストは今年の後半にデジタルイベントで発表される予定だ。超高級車を作ってきたロールス・ロイスにとって、全く新しい表現方法となるだろう。