【価格/グレード/燃費は?】ヤリス・クロス 発売日は8/31 新小型SUVのサイズ/内装/ハイブリッドを解説
公開 : 2020.08.31 00:01 更新 : 2021.02.02 10:28
ヤリス・クロス 内装
外観はヤリスをベースに発展したスタイルのヤリス・クロスだが、内装の基本デザインはヤリスと大きくは変わらない。
エクステリア同様に「ロバスト&ミニマリスティック」の思想が活かされており、メーターパネルは、ヤリスと同様のユニークなフードレスタイプを採用している。
ダッシュボード中央部の上にはディスプレイ・オーディオが備わり、センターコンソールからこのディスプレイにかけての縦方向の流れを強調することで、力強さを表現している。
インパネ上部には、「スラッシュ成形」によるソフトパッドを採用。さらに、温かみのある新素材のフェルトをドアトリムに広範囲に採用するなど、上質で心地良い室内空間を実現している。
シート、ステアリング、シフトレバーなどをドライバーが自然に操作できるよう適切にレイアウトし、メーターやインフォメーションディスプレイ、ディスプレイ・オーディオはコクピットの上方に配置。
またヘッドアップディスプレイの採用により、ドライバーの視線移動を最小限にすることで、運転に集中できる「アイズ・オンザロード(Eyes On The Road)コンセプト」に基づいたインテリアを実現している。
ヤリス・クロス ユーティリティ
ヤリス・クロスは、SUVらしい高さを活かして、ユーティリティ性に優れたゆとりあふれる室内空間も実現している。
5名乗車時でも、荷室長は820mm、荷室幅は1400mm、荷室高はデッキボード下段時で850mm(上段時は732mm)を確保。
容量は390L(ガソリン2WD車でデッキボード下段時)と、コンパクトSUVとしてはトップクラスの荷室容量を実現した。110Lのスーツケースなら2個、9.5インチのゴルフバッグなら2個を収納できる広さだ。
リア・シートバックは、4:2:4の3分割可倒式で、デッキボードも6:4の分割式。これらはトヨタのコンパクトSUVとしては初めての装備である。
ユーティリティ・フックとフレックスベルトを組み合わせて荷物を固定したり、多彩なデッキアレンジが可能だから、SUVならではのアクティブライフをサポートしてくれる。
また、スマートキーを携帯していればリアバンパー下に足を出し入れするだけで開閉ができるハンズフリー・バックドアも設定。こちらもトヨタのコンパクトSUV初の装備。しかもトヨタの従来車に比べて約2倍の早さで開閉する。
シートまわりでは、手の届きやすいセンタートレイや大型のフロント/リア・ドアポケットをはじめ、室内には使い勝手の良い収納スペースを豊富に配置している。