【欧州でフェイスリフト】アウディQ2改良新型 外観・装備をアップデート 内装/英国価格も判明 10月~受注開始

公開 : 2020.09.03 11:45  更新 : 2020.09.03 11:45

独アウディが、小型SUV Q2にアップデートを加えました。まずは、1.5L4気筒ターボガソリンエンジンで提供され、ラリーカーに触発された外観に、多くの最新機能を搭載し、邦貨にして333万円から提供されるそうです。

アウディQ2 改良新型に

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

アウディは、スタイリングのアップデートと、技術面を強化した改良型「Q2」を、欧州で発表した。

この小型SUVの、英国での販売価格は約2万3500ポンド(333万円)からとなっており、10月に受注が開始される予定となっている。

アウディQ2 フェイスリフト版(欧州仕様)
アウディQ2 フェイスリフト版(欧州仕様)

改良型Q2のスタイリングについてアウディは、伝説的なラリーカー「アウディ・クワトロ」にインスピレーションを得たと話しており、「狙いの定まった自信のあるスタンス」になったと述べている。

フロントでは、低めに配置されたシングルフレームグリルが車幅を広く見せ、新しいリアディフューザー・インサートの形状にリンクした多角形のモチーフが特徴的。

フロントエアインテークの形状も変更されており、上級モデルでは、ボンネットとグリルの間に3つの細いスリットが設けられている。

中型SUVのQ5と同様、フェイスリフトされたQ2には、新意匠のLEDヘッドライトが標準装備されている。

アップグレードされたマトリックスLEDテクノロジーについて、同社は「周囲の車両のドライバーがまぶしくないよう、インテリジェントにコントロールされたハイビームライト」と説明する。

内装/エンジンは? 

インテリアでは、シフトセレクター、エアコンの吹き出し口が新形状になったほか、新しいマテリアルが提供されるようになった。

また、前席は4wayアジャスタブル電動シートが標準装備される。

アウディQ2 フェイスリフト
アウディQ2 フェイスリフト

電動開閉式のバックドア、スマートフォン対応、リアパーキングセンサー、クルーズコントロールが、エントリーグレードを含む、すべてのモデルに標準装着されている。

ミドル・グレード以上には、12.3インチのデジタル・インストゥルメント・ディスプレイと8.3インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが備えられる。

これらはロータリー・コントローラー、またはボイスコントロールを介して制御することも可能となっている。

また、アウディの最新世代のMMIナビゲーション・プラスをミドル・グレード以上に標準装備。

このソフトウェアは、実際の交通情報、天気、ガソリン価格情報、緊急通話、リモートロック機能を提供するものだ。

改良型Q2のパワートレインは、イギリス市場ではトランスミッションを6速マニュアル、7速DCTから選ぶことが可能。エンジンは、150ps/25.4kg-mを発揮する1.5L 4気筒ターボのみ提供される。

なお、ユーロ6排出規制に準拠した、ガソリンとディーゼル・エンジンが、年末までに追加導入され、四輪駆動も提供されるだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事