ポルシェ・パナメーラ・ターボS、フェイスリフト

公開 : 2013.10.31 20:00  更新 : 2017.06.01 02:15

ポルシェパナメーラ・ターボSがフィエスリフトされる。搭載されるツインターボ4.8ℓV8エンジンは従来より20bhpアップ、そして最近フェイスリフトされたパナメーラ・ターボよりも49bhp大きい562bhpまでにパワーアップされている。2014年2月から英国でのセールスは開始されるが、来るべき東京モーターショーでワールド・プレミアが行われる予定だ。

スタイリングは、より大きなエア・インテークとリデザインされたLEDオペレーションのヘッドランプが特徴。また、4ウェイ・リア・スポイラーとライセンス・プレートをハウジングする新しいリア・バンパーも新たな装備だ。

標準的なモデルと共に、150mm長いホイールベースを持つモデルも投入される。両車共に911ターボ・スタイルの20インチ・ホイールと、フロント285/40、リア295/35のタイヤが組み合わせられる。

エンジンは前述したとおり軽い修正が加えられた。主な改善点は、ブースト圧の上げられた新しいターボチャージャーと、従来の120barから140barにまでプレッシャーを上げられたインジェクション・システムだ。また、新しいピストンとピストン・リングも採用された。パワーは562bhp、トルクは2250rpmから5000rpmで76.5kg-mで、オーバーブーストを使用すれば81.6kg-mのトルクを発する。

ポルシェは新しいパナメーラ・ターボSの重さは発表していないが、、標準の2920mmホイールベースで1995kgという前モデルと変わりないと思われる。

トランスミッションは7速デュアル・クラッチで、ハルデックス・マルチ・プレートによる4WDシステムが用いられ、パフォーマンスは0-100km/hが3.8秒と変わりない。しかし、最高速度は306km/hから311km/hに上昇している。また、パフォーマンスの向上にもかかわらず、燃費は11%アップの9.8km/ℓに向上している。

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