【薄さ、4.7mm】10インチ大画面ナビ、有機ELディスプレイに パナソニック・ストラーダ新型 CN-F1X10BLD
公開 : 2020.09.03 06:50 更新 : 2021.03.05 21:32
連携ドライブレコーダー HD画質でナビ画面に
ストラーダFシリーズの有機ELディスプレイ搭載モデル(CN-F1X10BLD、CN-F1X10LD)には、専用オプションの前後2カメラ式ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」が新登場している。
フルHD画質でディスプレイに映像を表示できるようになったのが特徴である。
従来品でもHD画質で記録していたが、ドラレコとストラーダをVGA接続していたのでナビ画面にはVGA画質で表示されていた。新製品ではHD-TVI接続に進化したわけだ。
連携タイプだから、ボタン操作ひとつでHD画質のリアルタイム映像を有機ELディスプレイに表示できることになる。
新旧の映像を比較してみると、約2.6倍の高解像度とあって最新型は鮮明に映し出している。新機能としては、1画面にフロント/リアのドラレコ映像を同時表示できるようになった。
前後2カメラ式ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」税込み想定価格:
4万6000円前後(10月中旬発売予定)
リアビューカメラ 「バックします!」
また、CN-F1X10BLD、CN-F1X10LD専用オプションのリアビューカメラ「CY-RC500HD」も設定された。
こちらも新たにHD-TVI接続となったので、バック操作の際にシフトレバーがリバースに入ると、HD画質で後方映像をナビ画面に映し出す。
また、視野角が従来品の146°から180°に拡大し、取付けブラケットの形状も変わった。真横まで見えるようになったので、後退時の安全性が高まったわけだ。
新機能としては、リバースに入れた際、音声で「バックします」と知らせてくれるので操作間違いを防ぐことが期待される。
また、後方映像が表示された際、旋回方向を矢印表示で示してくれるようになったので、バック操作が苦手なドライバーなら駐車操作の助けになりそうだ。
リアビューカメラ「CY-RC500HD」税込み想定価格:
2万円前後(10月中旬発売予定)
市街地図が全国に 無料地図更新は?
2020年のストラーダFシリーズは、ナビ機能も進化している。
不慣れなエリアを走る際に便利な、家形・道幅を緻密に描写する「詳細地図」が、全国の市街地を100%カバー。
さらに、ナビ画面に実物と同じ方面看板を表示する人気機能が、ピクトグラムにも対応。「空港」「公園」のマークもしっかり描画され、ひと目で情報を判断できるようになった。
もちろんパナソニックのナビが力を入れてきた、一時停止/制限速度/ゾーン30などを知らせる「安全・安心運転サポート」、高速道路/有料道路の逆走検知・警告、信号情報活用運転システム、VICS WIDE対応といった機能も搭載している。
なお、2020年モデルのFシリーズは、無料地図更新に対応。
全地図更新は、2023年12月15日(予定)までに1回可能。さらに、10インチの2モデルは、部分更新地図を同じく2023年12月15日(予定)までの最大3年間で、2か月に1回更新できる。