【価格/内装/スペックは?】GRヤリス カタログモデル発売 RZ/RS/RCを解説 GRパーツも登場
公開 : 2020.09.04 13:30 更新 : 2021.03.05 18:45
GRヤリス「RS」 特徴・価格
「RS」は、誰もが気軽にGRヤリスの研ぎ澄まされた走りを楽しめるモデルだ。内外装は、基本的にはRZと大きく変わらない。
搭載されるエンジンは、TNGAの思想に基づく1.5L直3ダイナミックフォースエンジン、M15AーFKS型。
最高出力は120ps、最大トルクは14.8kg-mを発生する。
駆動方式は2WD(FF)で、ミッションは発進用ギヤを追加して低速域から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現するダイレクトシフトCVTを組み合わせる。
このミッションにはマニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマティックのパドルシフトも装備している。
しかも、WLTCモード燃費は18.2km/Lという低燃費を実現。
その一方でスポーツ走行はもちろん、日常生活の中でも安全な速度域でパワーを使い切れる楽しさや、意のままにクルマをコントロールする「気持ちの良さ」を提供してくれる。
消費税込みの価格は、265万円となっている。
GRヤリス「RC」 特徴・価格
「RC」は、ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルといったモータースポーツへの参戦など、競技用のベース車両としてのカスタマイズに最適なモデルだ。
RZをベースに、ディスプレイ・オーディオなど走りに必要な装備以外を極力排除している。
だが、1.6Lの直3インタークーラー・ターボエンジンのG16EーGTS型、スポーツ4WDシステムのGRフォー、iMTを採用した6速マニュアルミッションなどは、RZから継承されている。
もちろん、272ps/37.7kg-mのパワースペックも変わりない。車重はRZよりも30kg軽い1250kgだ。
また、ラリー用の小径タイヤの装着を考慮して、16インチのベンチレーテッドディスクブレーキを装備。
タイヤサイズも、RZやRSの225/40R18に対し205/45R17とされている。
消費税込みの価格は、330万円となっている。
GRパーツとは
今回のGRヤリスの発表に合わせて、トヨタGAZOOレーシングがGRヤリスの魅力を最大限に引き出すカスタマイズパーツ「GR PARTS(GRパーツ)」を設定して発売。
GRヤリスでレースに参加したいというサンデーレーサーをはじめ、日常生活の中でも「気持ち良い」走りを楽しみたいというユーザーまで、誰にでも楽しんでもらえるように幅広く商品をラインアップする。
現在分かっているGRヤリス用の品揃えとしては、GRフロントスポイラー、GRカーボン・ナンバーフレームというフロントフェイスを引き締めるパーツを用意。
さらに、GR機械式LSDという走りのカスタムアイテムもラインナップする。
GRガレージで限定販売される競技仕様のGRパーツ(RSを除く全グレード用)は、社外のプロドライバーたちと作り込みを行い、レースに勝つための技術を惜しみなく投入しているという。