スマート・フォーツー、来年後半に発売

公開 : 2013.11.02 19:00  更新 : 2017.06.01 02:15

スマートは第3世代のフォーツーを来年後半に発売する。この新しいツーフォーは、スマートのCEO、アネット・ウィンクラーによれば、いままでの損失をストップするだけでなく、シティ・カー・スペシャリストとしてスマートが親会社メルセデス・ベンツから独立するための礎となるモデルでもある。

C453というコードネームで開発されている新しいフォーツーは、第2世代のフォーフォーと第3世代のルノートゥインゴと共同開発されているもの。エンジンは、ルノーから供給されたもので、リアに搭載され、リア・ホイールを駆動する。ボディ・サイズは、全高が2695mm、全高が1540mmと、ほぼ第2世代と同じサイズ。しかし、幅は1660mmと100mm幅広くなった。

トレッドが広くなったことによって、低速でも高速でもハンドリングが向上したという。特に、コーナリング能力は劇的に改善するという。また、高速のおけるスタビリティも向上している。サスペンション・トラベルも拡大され、新しいダンピング・システムは、乗り心地を良くしている。特に垂直方向のピッチが減少された。

ステアリングは新たに電気機械式で、最小回転半径は7.5m。これは現行モデルよりも1.2m小さい。

エンジンはルノー製の1.0ℓ3気筒。標準で70bhp、ターボ・バージョンは85bhp。更に105bhpを発揮するブラバス・バージョンも2015年に追加される予定だ。

ギアボックスは標準が6速マニュアル、オプションでゲトラーク製の7速デュアル・クラッチが装備される。

1998年の登場以来、はじめてディーゼル・オプションが廃止されるが、EVモデルが計画されている。

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