【価格/スペック/AMGは?】メルセデス・ベンツEクラス改良新型 日本でマイナーチェンジ MBUX/ARナビ搭載
公開 : 2020.09.10 13:05 更新 : 2021.04.26 15:10
改良新型Eクラス AMGモデル
メルセデス・ベンツの新型車が日本に登場するときは、メルセデスAMGモデルが遅れて登場することが多いが、今回は同時に「E 53 4マティック+」と「E63 S 4マティック+」が発表された。
E 53は3.0Lの直6ガソリンターボにISG、48V電気システム、そして電動スーパーチャージャーを組合せる。エンジン単体でも435ps/53.0kg-mを発生。
トランスミッションは、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御9速AT「AMGスピードシフトTCT(トルク・クラッチ・トランスミッション)」を搭載する。
4WDシステム「4マティック+」は、前後トルク配分を前50:後50から前0:後100まで可変する。
E63 Sは、612ps/86.7kg-mを発生する4.0L V8ガソリンツインターボを搭載する。エアロダイナミクスやサスペンションの改良、そして4WDシステムやESPの制御を変化させるAMGダイナミクスの導入などで、全方位に渡る進化を遂げている。
いずれもエクステリアには縦にルーバーの入った専用のラジエターグリルを装備。エアロダイナミクスを高めた専用形状の前後バンパースポイラーや大径ホイールも採用し、AMGモデルらしい迫力ある佇まいを見せつける。
改良新型Eクラス 装備
アッパーミドルクラスであるEクラスゆえ、快適装備は前述の「MBUX」やARナビなど、最新のものが充実している。
安全運転支援システムに関しても、自動再発進機能付きアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック、アクティブ・ステアリングアシスト、渋滞時緊急ブレーキ機能、アクティブ・レーンチェンジングアシスト、アクティブ・エマージェンシーストップ・アシスト、緊急回避補助システム、トラフィックサイン・アシスト、アクティブレーンキーピングアシスト、被害軽減ブレーキ付き後方衝突警告システム…などなどを標準搭載。
さらに、アップデートされた機能では、アクティブ・ブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)、アクティブ・ブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)が強化され、最新の「インテリジェントドライブ」として全モデルに標準装備されている。
一般道での安全運転支援はもちろんのこと、とくに高速道路での運転支援によりドライバーにかかる負担を大きく軽減するシステムを、自動運転開発の次のステップとして、メルセデス・ベンツでは重視している。
また、クルマが通信することによりユーザーの利便性を向上する先進的なテレマティクスサービスの「メルセデス・ミー・コネクト」も標準設定している。