【なぜ選ばれる?】コロナ禍でも販売増 フィアット/ルノーが日本で好調 8月の輸入車登録台数レポート
公開 : 2020.09.09 06:50 更新 : 2021.10.11 09:35
8月の総括 依然、前年比マイナスが続く
最後に8月全体の動向を確認しておこう
今月もメルセデス・ベンツが強さを見せ3979台(前年同月比92.8%)で首位を獲得。実に66か月連続首位の記録を更新している。
2位にはフォルクスワーゲンが3014台(93.3%)で続き、BMWは2464台(67.4%)で3位と低迷。
4位のアウディは1748台(86.2%)、5位はBMWミニで1633台(89.9%)、6位にボルボが1030台(78.4%)、7位はジープが940台(77.7%)、8位にプジョーが553台(79.3%)で続いた。
コロナ禍で各メーカーが委縮する中、メルセデス・ベンツは2月から毎月数多くの新型車とマイナーチェンジ版を投入。その効果が表れ、フィアット、ルノーのような前年比プラスとまではいかないが、同92.8%まで復調している。
フォルクスワーゲンは、新型SUVモデルのTクロスとTロックが好調で、基幹モデルに上乗せされて健闘した。
いっぽうでBMWは今年に入ってからはディーゼル・モデルの拡充とPHVの追加があまり効果的ではなかったようで、前年同月比で67.4%と低迷してしまった。