ジャガーF-タイプ・クーペ
公開 : 2013.11.06 21:00 更新 : 2017.06.01 02:15
ジャガーF-タイプ・クーペが今月後半に開催されるロサンゼルス・モーターショーで公開される。このクーペ・モデルは遅くとも来春までにはショールーム・デビューを果すことになる。
ジャガーの関係者によれば、クーペはコンバーチブルよりもボディ剛性が上がり、しかも軽く仕上がっていることもあり、その性格はコンバーチブルよりもよりドライバー・フォーカスされたクルマになるという。
エンジンはコンバーチブル同様にV6、V6S、V8がラインアップされるが、更にはS、R-S、そして550bhpを発揮するV8を搭載したR-S GTが計画されているという。関係者は既にその上位のモデルが開発中であると、AUTOCARに話している。
Rモデルはよりスポーティ・バージョンのメイン・ストリームで、R-Sは更にスポーティに仕上げられたモデル、そしてGTはサーキット走行をターゲットとしたモデルとなる。GTは0-100km/h加速が4.0秒以下であるという。
ジャガーのCEO、エイドリアン・ホールマーク自身はR-S GTの存在をまだ認めていないが、今年のニューヨーク・モーターショーでデビューする50台限定のXKR-S GTのスピリットが、彼らのマーケティング・バリューを高めるということは認めている。
ジャガー・ランドローバーのETO(エンジニア・トゥ・オーダー)部門によって、GTバッジを付けたクルマが開発中されているという。前ランドローバーのブランド・ボスであるジョン・エドワーズによって率いられているETO部門は、ジャガー・ランドローバーの中でより大きな役割を持つと注目されている。