【オールシーズン・タイヤ】ピレリ チントゥラート、スコーピオン・ヴェルデの全天候銘柄を、ラインナップ拡大 2021年以降、日本へ

公開 : 2020.09.15 12:20  更新 : 2021.03.05 18:51

伊ピレリが、オールシーズン・タイヤの選択肢を拡大します。「チントゥラート」「スコーピオン・ヴェルデ」のオールシーズン銘柄で、前者は都市部の乗用車用、後者はSUV/クロスオーバーが対象となっています。

乗用車用/SUV用オールシーズン

ピレリのオールシーズン・タイヤが、サイズのラインナップを拡充することが分かった。

同社によれば、過去3年間でオールシーズン・タイヤに対するヨーロッパ全体の消費者の関心が大幅に高まり、2016年~2019年の間に市場は2倍に成長したという。

オールシーズン・タイヤは、スタッドレスではないため、過酷な雪道や凍結路面ではスタッドレス銘柄が推奨されている。
オールシーズン・タイヤは、スタッドレスではないため、過酷な雪道や凍結路面ではスタッドレス銘柄が推奨されている。

ピレリは、これらの需要の増加に対応するために、「チントゥラート・オールシーズン・プラス」(Cinturato All Season Plus)、および「スコーピオン・ヴェルデ・オールシーズンSF」(Scorpion Verde All Season SF)のファミリーに、新サイズを追加する。

対象は、16~19インチのラインナップに加わる22サイズだ。

主に都市部を走行する乗用車用の「チントゥラート・オールシーズン・プラス」は、現時点で15~17インチの18サイズを日本に導入。新サイズ導入は、2021年以降を予定しているという。

一方、SUVやクロスオーバー用となる「スコーピオン・ヴェルデ・オールシーズンSF」は、新たな銘柄として2021年以降に日本へやって来る。

いずれも、欧州において冬季用タイヤとしての走行性能基準が認められているため「M+Sマーク」「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク」が打刻されている。

一部のタイヤにはシールインサイド・テクノロジーが搭載されて、アフターマーケットで販売。今回のサイズ拡大により、潜在的なオールシーズン市場の約90%をカバーできると同社は分析している。

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