【価格/サイズ/内装は?】プジョーSUV 2008新型、日本発売 EV/最低地上高/カラーを解説

公開 : 2020.09.16 09:05  更新 : 2020.09.16 10:03

SUV 2008新型 内装

インテリアでは、208から採用された3D iコクピットをSUV 2008も継承している。

小径ステアリングの上から確認するメーターは、ホログラムのように情報を立体視で映し出すデジタルヘッドアップ・インストゥルメントパネルとなっている。

新型プジョーSUV 2008の前席内装
新型プジョーSUV 2008の前席内装

ドライバーにとって必要な情報をレイヤー化して表示することで、運転中の情報に対する反応性が約0.5秒も速くなるという。

インパネ全体は、上段の視覚ゾーン、中段の操作ゾーン、下段のボディゾーンの3つに分けられる。視覚ゾーンはステアリングより上で、デジタルヘッドアップ・インストゥルメントパネルが中心となる。操作ゾーンは、ステアリングの横から下で、物理的なスイッチを配して実際に手で操作するゾーン。ボディゾーンは、居住空間にあたり、乗員を包み込むようなコクピットの感覚を与えるデザインとされている。

シートの素材にはアルカンタラとテップレザーを採用し、「SUV 2008」はダークグレー、「SUV e2008」はライトグレーのアルカンタラをあしらった。

GTラインではホールド性の高いダイナミックシートを装備するほか、インテリア・アンビエンスライトも設定。アリュールでは、快適性を重視したコンフォートシートが装着されている。

SUV 2008新型 ユーティリティ

SUV=スポーツ・ユーティリティ・ビークルであるから、コンパクトなモデルであってもリアシートやラゲッジスペースの使い勝手はきわめて重要な要素となる。

新プラットフォームCMPを採用したモデルの中で、SUV 2008はこれらの広さが最大となっている。

新型プジョーSUV 2008のトランク(後席を倒した状態)
新型プジョーSUV 2008のトランク(後席を倒した状態)

ラゲッジスペース容量は、フル乗車時でもクラス最大級の434L。従来型より74L広く、208より68L拡大されている。フロアボードは可動式で、ハイポジションにセットすればラゲッジスペースを上下に区切ることもできる。

6:4分割可倒式のリアシートバックを全倒すれば、最大1467Lという広大な空間が出現。従来型比でプラス295L、208よりプラス304Lも広い。

リアゲートの開口部は低くて大きく、壁面もフロアもフラットだ。しかもリアシートバックを倒した状態では、ラゲッジスペースのフロアとほぼフラットな状態となる。

室内には、従来のドアポケットとグローブボックスに加え、フロントセンターアームレスト下、シフトレバー前にも十分な収納スペースを用意。センターコンソール下部にも隠された収納スペースがあり、そこにはスマホの非接触充電エリアも備わっている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事