【ジーリーの最新EV】Lynk & Co「ゼロ・コンセプト」 航続距離700km以上 北京モーターショー2020
公開 : 2020.09.26 15:30
サステナビリティが鍵を握る
Lynk & Coは、ボルボXC40とプラットフォームを共有する2018年のSUVモデル「01」の発売以来、中国市場で30万台以上を売り上げている。
ゼロ・コンセプトは、同ブランドのコンセプト第二弾として、スウェーデンのヨーテボリにあるデザインスタジオで開発された。
Lynk & Coによると、ゼロ・コンセプトは2016年に公開された最初のコンセプトカー「CCCコンセプト」の延長線上にあり、「明確な表現力」を持つ独自のデザイン言語によって技術力を強調し、「境界線を押し広げる」という。
ジーリーのデザイン部門の役員であるピーター・ホーベリーは次のように述べている。
「ゼロ・コンセプトに注がれた努力は驚くべきもので、その結果、ゼロエミッションの未来を可能にする最先端のテクノロジーを備えた一流のデザインになりました。わたし達は、情熱、性能、そして完全な電動化をゼロ・コンセプトに込めました」
ゼロ・コンセプトはSEAアーキテクチャーを使用することで、ショートオーバーハングの「完璧」なプロポーションとスポーティー性を実現。サステナビリティを重視し、ゼロエミッションを実現するために環境負荷の少ない素材が使用されている。
Lynk & Coのデザイン責任者であるステファン・ローゼンは次のように述べている。
「新しいEVアーキテクチャー(SEA)は、エレガントで柔軟性があり、完全にダイナミックな美しいプロポーションのクルマを開発する自由を与えてくれます」
「わたし達のデザイン戦略では、サステナビリティが鍵を握っています。わたし達は、厳選された素材と新技術を用いた未来を信じています」
ゼロ・コンセプトは2021年に生産を開始する予定だ。生産は中国東部の新工場で行われる。