【北京モーターショー開幕】日産アリア、来年に中国発売 2025年までに電動車9モデルを投入へ

公開 : 2020.09.26 12:08  更新 : 2021.06.04 11:13

「北京モーターショー2020」が開幕。日産が、クロスオーバーEV「アリア」を中国初披露しました。現地では来年に発売されるそうです。また、2025年までに9モデルの電動車を中国へ投入すると明らかにしました。

中国向けプロパイロット2.0 開発中

日産は、26日に開幕した北京モーターショー2020で、電気自動車の「日産アリア」を中国初披露した。

アリアは、2021年に現地での販売を予定しており、eパワー(e-POWER)を搭載した他のモデルとともに、中国市場における電動化戦略の新時代を告げるモデルになるという。

日産アリア
日産アリア

2022年までに、7種類の新モデルを中国に投入し、同国向けのモデル・ラインナップを一新することを明らかにした日産。

長期的には、2025年までに、中国市場で電気自動車、もしくはeパワーで駆動する電動パワートレイン搭載車を9モデル投入する計画だという。

日産は、現地では信頼性が高く、革新的な性能のEVが望まれていることから、多くの最先端技術と十分な航続距離を誇る「アリア」が新世代を告げるモデルになるとしている。

また、2022年までに中国市場で販売する5つのモデルに、先進運転支援技術「プロパイロット」を搭載する計画であることも発表された。これにより、現地で販売するモデルの70%がカバーされることになる。

さらに、最新の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を今後、中国市場に投入できるよう開発を進めているという。

内田 誠 社長兼CEOは「中国市場は日産にとってコアマーケットであり、とても重要な市場です。そして中国のお客さまは先進技術に対して高い関心と受容性を持っており、日々お客さまのニーズが急速に進化しています。そのニーズに応えるべく、日産はより革新的でワクワクする商品ラインナップを中国のお客さまにお届けします」とコメントを発表している。

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