メルセデス、新しい直列6気筒を開発
公開 : 2013.11.12 10:53 更新 : 2017.06.01 02:14
メルセデス・ベンツは新しい6気筒エンジンの開発が順調に進んでいるとAUTOCARに話した。
1990年台半ばに廃止されたメルセデスの直列6気筒だが、この新開発の6気筒は、3気筒および4気筒のベースともなる新しいモジュラー・パワートレインとなる。
この6気筒は2016年にW213のEクラスに搭載されてデビューする。また、2017年にはミッドライフのマイナーチェンジが施されるCクラスにも搭載される。更に、この直列6気筒をベースとした3気筒は、アウトバーン・パイロットとネーミングされ、2016年のEクラス、そして2017年のCクラスに搭載される模様。インサイダーによれば、この3気筒は “追い越し機能を持つオートマティック・ドライビング・アシスタント”を装備するという。
また、このエンジンとは別に、新しいCクラスのAMGモデルには4.0ℓV8ツインターボが搭載されることも確認した。トランスミッションは7速スピードシフトで、4WDがオプションとなる。開発中の9速スピードシフトは2017年のマイナーチェンジ時に登場することとなる。
また、CO2排出量が60g/kmとなるCクラス・プラグイン・ハイブリッドも開発中で、既に最終的なステージにあるとされている。