【価格/サイズは?】ミニ・クロスオーバー改良新型、日本発売 人気SUVのディーゼル仕様/燃費の情報も
公開 : 2020.09.30 10:00 更新 : 2020.10.01 00:56
MINIのSUVモデル「ミニ・クロスオーバー」が、日本でマイチェン。改良型はデザインが新しくなり、PHEV以外は8速ATが標準化されました。日本価格、内装、ADAS、スペックをご紹介しましょう。
F60型 マイナーチェンジ
BMW日本法人が、コンパクトSUV「ミニ・クロスオーバー」の改良型を発売した。
ミニ・クロスオーバーは、2011年にミニの4番目のモデルとして、それまでのラインナップより上級に位置付けられるプレミアム・コンパクトSAVとして誕生。ミニ・ブランドでは、SUVを、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という記号で表現している。
2017年には2代目に進化。今回発表の改良型ミニ・クロスオーバーは、外観を洗練させると共に、機能性を向上させるマイナーチェンジ車両ということになる。
改良型の外観は、前後バンパーのデザインを刷新し、サイドのエア・インテークを大きく直立させて強調。これにより力強く、ダイナミックな印象を与えている。
標準装備となったLEDヘッドライトは、形状を従来の丸型からすっきりとした角型に変更。
リアのLEDコンビネーション・ライトは、他のミニ・モデル同様に、ユニオン・ジャックをモチーフとしたデザインに。
ボディ・サイズ/内装は?
改良型のボディサイズは、全長4315mm、全幅1820mm、全高1595mmと従来型の大きさを維持。
は、外装オプションの「ミニALL4エクステリア」を装備すると、前後バンパーにアルミ・マット調の加飾が。また同色の前後アンダーガードが施され、SAVらしさが強化される。
一方、「ピアノ・ブラック・エクステリア」を装備すると、ライトやフロント・グリル周り、ドアハンドル、リアゲート「Crossover」エンブレムなどのパーツがピアノ・ブラックで統一され、モダンでスタイリッシュなエクステリアとなる。
外板色は、SUV感の高い「セージ・グリーン・メタリック」、クールな「ホワイト・シルバー・メタリック」、都会をイメージした「ムーンウォーク・グレー・メタリック」の3色が追加となっている。
内装は、ドライバーの視線の先に、視認性に優れたマルチ・ディスプレイ・メーターパネルを採用。
タッチ操作式のセンター・ディスプレイは、操作ボタンをフラットにすることで、シンプルかつモダンなデザインへ変更。
また、個性を際立たせるオプション装備ミニ・ユアーズ・インテリア・スタイルに、繊細なライトニングで上質な空間を演出するシェーデッド・シルバー・イルミネーテッドが、新たに追加されている。
ガソリン/ディーゼル/プラグイン・ハイブリッド
改良型ミニ・クロスオーバーは、3種類のパワートレインを用意。
また、トランスミッションは、シフト・バイ・ワイヤ機構を取り入れた8速オートマティックを、S E以外の全車に標準装備した。
高効率ガソリン・エンジン車、クリーン・ディーゼル車、EV走行が可能なプラグイン・ハイブリッド車である。
クリーン・ディーゼル車は、直4エンジン搭載のクーパーDクロスオーバー、同ALL4、190ps/40.8kg-mを発揮するクーパーSDクロスオーバーALL4というラインナップ。
EV走行ができるPHEVシステム搭載モデルは、クーパーS EクロスオーバーALL4を用意。200Vの普通充電により約3.5時間で満充電できるほか、電気のみで約53kmの走行が可能。
直4エンジンとの組み合わせにより、ハイブリッド燃料消費率14.8km/Lを実現する。
高効率ガソリン・エンジン車は、直4ユニット搭載のジョン・クーパー・ワークス・クロスオーバーALL4。306ps/45.9kg-mを発揮し、0-100km/h加速は5.1秒を達成する。