【ソフトトップ採用】新型BMW 4シリーズ・コンバーチブル、欧州で発表 374psのM440iがけん引
公開 : 2020.09.30 17:30
BMW 4シリーズ・コンバーチブルが欧州で発表されました。クーペとフロントデザインを共有し、374psのマイルド・ハイブリッドを搭載。ルーフも先代モデルのハードトップからソフトトップに変更されました。
軽量化と剛性アップを実現
新型BMW 4シリーズ・コンバーチブルが発表された。ソフトトップ、374ps、四輪駆動の新しい4シーターだ。
4シリーズ・コンバーチブルは、クーペとM4に続く第2世代4シリーズの最新作であり、大型化したキドニー・グリルを特徴とするフロントマスクを共有している。英国での納車開始は来年3月の予定で、価格は4万5785ポンド(618万円)からとなっている。
先代モデルではハードトップを採用していたが、新型ではファブリックルーフを採用している。2006年にE46世代の3シリーズ・コンバーチブルが生産終了して以来、初めてのソフトトップ・コンバーチブルとなる。
これにより、最新の2シリーズや8シリーズのコンバーチブルと並び、ライバルのアウディA5やメルセデス・ベンツCクラスのカブリオレに匹敵するモデルとなった。
4シリーズ・コンバーチブルのソフトトップには、パネル・ボウとガラス製リア・ウィンドウが採用されており、標準的なソフトトップよりも遮音性と温熱性に優れた快適性を実現しているという。ルーフは電動式で18秒で開閉し、走行中も最高50km/hまで作動する。
ルーフは、先代モデルのハードトップよりも40%軽量化されており、ブレースとパネルを使用したことでボディ剛性を4%向上しているという。
英国ではMスポーツを標準装備
英国で発売されるラインナップとしては、374psの6気筒マイルド・ハイブリッドと四輪駆動システムを搭載した5万9645ポンド(805万円)のM440i xドライブが先陣を切る。
また、183psと257psの2種類の4気筒ガソリンエンジンと190psの4気筒ディーゼルも用意されている。来年11月には2種類の直6ディーゼルが続く予定で、全モデルに8速ATが採用される。
英国では、4シリーズ・コンバーチブルにMスポーツ仕様を標準で設定している。Mスポーツ・サスペンション、18インチアルミホイール、スポーツシート、10.25インチのインフォテインメント・タッチスクリーンを装備。
19インチアルミホイール、新しい走行モードであるスプリント、アダプティブ・サスペンションを追加する「Mスポーツ・プロ・エディション」もオプションで用意する。