【詳細データテスト】トヨタ ・ヤリス 内外装ともデザイン個性的 操縦性/乗り心地、進歩 17インチは避けたい

公開 : 2020.10.04 11:50  更新 : 2021.01.28 16:42

使い勝手 ★★★★☆☆☆☆☆☆

インフォテインメント

おそらく、インフォテインメントシステムにおいて、スマートフォンとの連携機能を重視するユーザーは少なくないだろう。ヤリスにはAndroid AutoもApple CarPlayも標準装備される。

そして、このクルマのオーナーは、それらのアプリを頼りにすることが多くなると思う。というのは、ナビゲーション機能が標準装備されないからだけではない。車載システムのメニューは、グラフィックが小さい上にやや反応遅れがあって、使いづらいのだ。その点、ミニやポロのシステムはよくできている。

インフォテイメントシステムにナビ機能は標準装備されないが、スマートフォン連携アプリは全車に与えられる。車載システムのメニューが使いにくいこともあり、アプリの使用頻度は高くなるだろう。
インフォテイメントシステムにナビ機能は標準装備されないが、スマートフォン連携アプリは全車に与えられる。車載システムのメニューが使いにくいこともあり、アプリの使用頻度は高くなるだろう。    JOHN BRADSHAW

ハードウェアとしては、エントリーグレードのイコンには7.0インチ、テストしたデザインには8.0インチのタッチ式ディスプレイを採用する。USBポートや、英国仕様ではバックカメラも標準装備。ただし、後部画像の解像度は高くない。

燈火類

デザイン以上のグレードには、LEDヘッドライトを標準装備。エントリーグレードのイコンでは、プロジェクター式のハロゲンヘッドライトとなる。

ステアリングとペダル

ブレーキペダルはわずかに右へオフセットしているが、ドライビングポジションに窮屈なところはない。ステアリングコラムのテレスコピック調整が全車標準装備となったので、さらにアジャスト性が向上した。

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