【ジーリーが欧州本格参入】Lynk&Co、「01」の欧州仕様車を発表 サブスク/販売に対応

公開 : 2020.10.05 06:20

約2分で6000台売れたクルマ

個性的なスタイルの01は、2017年に中国で発売されると、わずか137秒で6000台もの注文を受け、世界で最も早く売れたクルマとなった。

欧州仕様では、インテリアを徹底的に見直し、フロントとリアのデザインもわずかに変更されている。「上海の建築にインスパイアされた」という特徴的なウイングマウント式ヘッドライトとテールライトは維持されている。

Lynk&Co 01
Lynk&Co 01    Lynk&Co

車内の特徴はなんといってもディスプレイだ。ほとんどの車載システムにアクセスできる大型のインフォテインメント・スクリーンと、デザイン責任者のステファン・ローゼンいわく「可能な限りの大きさ」のデジタルメーターが採用されている。

Android Auto、Apple CarPlay、都市部の交通量・人混みを検知するオンライン・ナビ、無線でのソフトウェアアップデート機能、アプリベースのデジタルキー、ソーシャルメディアカメラなど、多数のコネクティング機能が標準装備となっている。

Lynk&Coは、高品質な素材を使用した持続可能性を強調しており、その一例として、使用済みの釣り糸をリサイクルしたシートを挙げている。

欧州での納車開始は2021年4月から。従来のディーラーではなく、クラブスタイルのショールームを10月にアムステルダムにオープンする予定だ。英国での展開日はまだ確定していないが、2021年中には実車に触れられるだろう。

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