【価格/納車開始は?】メルセデス・ベンツEクラス・クーペ/カブリオレ改良新型 日本発売 AMGも

公開 : 2020.10.05 12:47  更新 : 2021.04.26 15:10

メルセデス・ベンツEクラス「クーペ」「カブリオレ」のマイナーチェンジ車が、日本導入されました。ヘッドライトなどのデザインが変わったほか、MBUX、ADASの進化などがポイント。AMGも発売されます。

改良新型Eクラス・クーペ/カブリオレ 外観

9月に日本発表されたメルセデス・ベンツの上級モデル「Eクラス」の改良新型。

その派生モデル「Eクラス・クーペ」「Eクラス・カブリオレ」も、大幅改良を受けたモデルが日本導入された。

改良新型E 450 4マティック・カブリオレ・スポーツ
改良新型E 450 4マティック・カブリオレ・スポーツ

これで、Eクラスの日本仕様は、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレという4つのボディ・スタイルが、ビッグ・マイナーチェンジを受けたことになる。

新世代ステアリングホイール、対話型インフォテインメント・システム「MBUX」、最新の安全運転支援システムにアップデートされたことが特徴だ。

新型ではヘッドライトが、同社の最新スポーティ・モデルに共通する、上下に薄く、わずかに切れ上がるデザインに。ラジエーターグリルは台形になるとともに、クローム仕上げのダイヤモンドグリルを採用。

また、バンパー下部左右に2本のフィンが配置されるなど、シャープでダイナミックな印象を強めている。

改良新型Eクラス・クーペ/カブリオレ 内装/ADAS

改良新型の内装は、3本ツインスポークの新世代ステアリングホイールが、近未来的なスポーティさを演出。

これにはナビ、ADAS、インストゥルメントクラスター内の各種設定を、手元で完結できる機能性も与えられた。

改良新型Eクラス・クーペ/カブリオレの内装
改良新型Eクラス・クーペ/カブリオレの内装

また、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、静電容量式センサーを備えたパッドをリムに新採用。これにより、ステアリングにかかるトルクがなくとも、ドライバーが握っていることが認識され、使い勝手が高まっている。

インフォテインメントシステムは、12.3インチの大型ワイドスクリーン2画面を標準装備。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」も採用した。

さらに、AR (拡張現実) ナビゲーションも搭載。カメラが捉えた現実の景色がカーナビ画面の一部に映し出され、 進むべき道路に矢印を表示する。

先進運転支援装備は、最新の安全運転支援システムが全ての改良新型クーペ/カブリオレに標準装備される。

「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)」に加えて、停車時にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合の警告機能を搭載する。

改良新型Eクラス・クーペ/カブリオレ パワートレイン

パワートレインは、E 200各モデルには1.5L直4ターボ「M264(184ps/28.6kg-m)」とBSG、48Vボルト電気システムなどの新技術を採用。

回生ブレーキにより発電した電気は容量1kWhのリチウムイオン電池に蓄電され、振動の少ないエンジン始動、滑らかで力強い加速、素早いギアシフトなどの必要に応じて、最大トルク16.3kg-mの動力補助を行う。

改良新型Eクラス・カブリオレ
改良新型Eクラス・カブリオレ

E 300各モデルには、E 200と同じ「M264」の中でも、排気量が2Lとなる 直4エンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステム「カムトロニック」を採用し、低回転から高回転まで伸びやかな加速を可能にする。

E 450 4マティック各モデルには新たに、コンパクトな3L直6ガソリン「M256」とともにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムなどの新技術を搭載。

エンジン単体で367ps/51.0kg-mを発生させ、電気モーター「ISG(22ps/25.5kg-m)」と48Vシステムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電する。

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