【世界最速の市販車】速度記録を樹立したクルマ 歴代チャンピオン 8選

公開 : 2020.10.13 21:28

1位. ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+ – 490.3km/h

議論の余地のない市販車最速チャンピオンは、またしてもブガッティだ。

ヴェイロン・スーパースポーツと同様に30台限定で製作されたこの専用マシンは、英国出身のベテランドライバー、アンディ・ウォレスの手によりエーラ・レッシエンで304.773mphを叩き出した。

ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+
ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+

雷神トール(雷鳴のようなエンジンサウンドから)の愛称で親しまれているシロンのW16クアッドターボエンジンは、1600psを発生させ、記録的なパフォーマンスを発揮した。

ロングレシオ化されたトランスミッションや、高速走行に最適化されたバンパーなど特別な装備が採用された。

次のチャンピオンは誰か?

ブガッティはシロン・スーパースポーツ300+を最後に、市販車のスピード記録から手を引く。これにより、ブガッティの王冠を継承する候補がいくつか出てきた。

ヘネシー・ヴェノムF5 – 時速480km以上

ヘネシーによると、ヴェノムF5は6.6LのV8ツインターボエンジンを搭載し、1842psと165kg-mのトルクを発生させるという。ヴェノムGTの意思を引き継ぐモデルだ。

SSCトゥアタラ
SSCトゥアタラ

0-97km/h加速を2秒以下で走り、理論上の最高速度は480km/hを超える。

SSCトゥアタラ- 時速480km以上

SSCはトゥアタラを100台のみを製造する予定で、車両価格は130万ドル(1億3000万円)以上になると予想されているが、顧客はこのプロジェクトの完成を10年以上も待ち望んでいる。

当初の計画では6.9LのV8ツインターボを搭載する予定だったが、市販モデルでは、より高いレッドラインを持つ5.9Lのエンジンを使用することになっている。E85燃料では1774psを発揮し、直線で480km/h以上のスピードを出すことができるはずだ。

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