ポルシェ918スパイダーのパフォーマンスが向上

公開 : 2013.11.19 21:00  更新 : 2017.06.01 02:14

最終的なテストの結果、ポルシェ918が自らのベンチマーク・パフォーマンス数値を上回った。ヴァイザッハ・パッケージ装着モデルは、0–100 km/hのタイムはわずか2.6秒(0.2秒短縮)となり、0 – 200 km/hの加速においても7.2秒(0.5秒短縮)をマーク。さらに、速度が300 km/hに到達するまでの時間も19.9秒(2.1秒短縮)となった。

918スパイダー プロジェクトを指揮したDr.フランク-シュテフェン・ヴァリザーは、「私達は918スパイダーを電気で走らせるために、可能な手段を全て活用してきました。そして最後の最後までその姿勢を貫いたのです。」と述べ、このような結果が意義深いものであることを強調した。

また、電気モーターのみ走行する際のパフォーマンスも上がっている。0-100km/hは6.2秒。これは従来のタイムを0.7秒短縮すしたもの。更に、ヴァイザッハ・パッケージを装着した場合、この加速タイムは6.1秒に短縮される。

918スパイダーのヴァイザッハ・パッケージ仕様車は、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェにおいて6分57秒のラップタイムをマークしています。現時点ではオンロードモデルの最速ラップだ。また、燃料消費量とエミッション排出量の値が極めて低いことから、効率性に関するランクについても「A+」に分類されています。ヴァイザッハパッケージ仕様車の燃料消費量(NEDC)は、3.0 ℓ/100 km(ヴァイザッハ・パッケージ非装着の場合は3.1 ℓ/100 km)で、CO2排出量の値は70 g/km(ヴァイザッハパッケージ非装着の場合は72 g/km)という。

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