シトロエン・ベルランゴ/ディスパッチ、マイナーチェンジ
公開 : 2012.02.02 00:33 更新 : 2021.03.05 21:45
シトロエンはマイナーチェンジしたベルランゴ・マルチスペースとディスパッチ・コンビを発表した。
ベルランゴは、ワイドになったグリルと、ウインカーとメインライトを含んだヘッドライト・クラスターが変更点。オプションで、フォグランプと統合されたコーナリング・ランプを選ぶことも可能だ。また、LEDのデイタイム・ライトも追加された。
燃費とCo2排出量を改善するため、サイドミラーの形状も修正され、ホイールも’エアフロー’ホイールが採用された。
エンジンはストップ・スタート・システムを採用したe-HDiユニットが、6速マニュアルに組み合わせられる。
e-HDi90エアドリームは、125g/kmのCo2排出量だ。英国では、VT、VTR、XTRの3グレードが販売される。
10mm高くなった全高と、凹凸のあるボディ・トリムも特徴。さらに、シトロエンはベルランゴにブラック・パックを用意した。それは、フロントバンパー、ミラー、ナンバープレートまわりをオニキス・ブラックにペイントしたものだ。
一方、シトロエンの9シーターワゴンであるディスパッチ・コンビは、フロントグリルとダブルシェブロンのデザイン、クロムが採用されたフロントバンパーなどが主な変更点。ヒッコリーブラウンのペイントが新たに加えられた。更に初めてグリップ・コントロールが採用されている。これは、4つのモード(ノーマル、全天候、スノー、サンド)を持つ。
英国へはコンビとコンビSXが導入される。
HDi160エンジンと組み合わせられる6速オートマチック・ギアボックスも選択可能となった。6速マニュアルの172g/kmに対して、オートマチックは199g/kmのCo2排出量となる。
新しいベルランゴおよびディスパッチ・コンビの価格は4月の発売近くに発表される予定だ。