【エヴァイヤ、GRヤリスも】グッドウッド・スピードウィーク 参加した注目モデル 10選
公開 : 2020.10.21 11:57 更新 : 2021.04.27 11:58
フォード・プーマST
スーパーカーの定義からは外れてしまうが、派手なカラーが施されたフォード・ピューマを見逃すことはできなかった。
200psの3気筒1.5Lエンジンを、ホットハッチであるフィエスタSTと共有しており、来年初頭には英国での納車が始まる。走りを楽しめるホットなクロスオーバーとなるだろう。
標準モデルとの違いは、機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルの追加で、これは同クラスのクロスオーバーでは初めてのことだとフォードは述べている。
公道でもサーキットでも、果てしなく楽しいフィエスタSTに匹敵するモデルになることが期待されている。
ベントレー・フライングスパーV8
V8エンジン搭載のフライングスパーは、よりドライバーを重視したサルーンとして登場した。
W12エンジンを搭載した姉妹車が、大陸横断の冒険を最大限の快適性とともに楽しむことを目的としているとすれば、軽量なV8エンジンを搭載した新型は、より俊敏でレスポンスの良いモデルとなるはずだ。
549psを発揮し、0-100km/h加速は4.1秒。これはコンチネンタルGTよりもわずか0.1秒遅いだけだ。両モデルとも最高速度は同じ320km/hである。
トヨタGRヤリス
今年のイベントに参加した中で、GRヤリスは最も操縦性の高いマシンの1つだった。ガズー・レーシングが手掛けたGRヤリスは、イベントでラリー競技に参加し、ラリー専用車と競い合った。
1.6L 3気筒ターボエンジンを搭載し、全輪駆動で260psを発揮。オフロードでの活躍が期待されており、2021年以降も世界ラリー選手権での勝利を目指すトヨタのレーシング部門の意向を明確に示している。
フォードGT
GTバッジを付けたブルー・オーバルの最新作は、耐久レースで覇権を握るために作られたものだが、フォードはその価値を少数の幸運な顧客に販売することにした。
たとえお金を持っていたとしても、長い申請手続きを経た人だけが購入することが許されたのだ。
製造されたのは1350台のみで、マクラレンやフェラーリ、ランボルギーニよりも希少な存在だ。
パワートレインは3.5LのV6ツインターボエンジンを搭載。当初は647psを発生していたが、2020年モデルでは、より高エネルギーの点火コイルと新しい「ギャラリー冷却」ピストン設計の採用により、660psへと増加している。
フォードによると、0-97km/h加速は3.0秒以下、最高速度は348km/hに達するという。