【名作映画をヒントに】フィアット500ドルチェヴィータ、日本発売 オープン仕様に、パラソル調のソフトトップ
公開 : 2020.10.23 14:50 更新 : 2020.10.24 01:48
「フィアット500」に、イタリア映画「甘い生活」をモチーフにした限定車が登場。60年代の退廃的ながらロマンチックな世界観を再現。カブリオレ仕様は、ビーチパラソルをイメージしたソフトトップを装着します。
合計275台 500/500Cの限定車
フィアットの小型車として愛される500シリーズに、新たな限定車が登場する。「500ドルチェヴィータ」、カブリオレ仕様の「500Cドルチェヴィータ」である。
イタリア語で“甘い生活”を意味するモデル名は、1960年のイタリア映画(原題:La dolce vita)に着想を得たもの。
フィアット日本法人は、「フェデリコ・フェリーニ監督の映画で一躍広まったこの言葉は、大人のアバンチュールを象徴したもので、快楽主義的な志向を含意します」と紹介。
「限定車500 / 500Cドルチェヴィータは、そうした“甘い生活”にインスピレーションを得て、日常を華やかに演出するデザインや上質な装備を採用した」と説明する。
ボディカラーは人気色に
とくに、クロームのエンジンフード・ラインとミラー・ハウジング、車体を取り囲むレッド・ライン、ボディ同色のサイド・モールディングは、優美な佇まいを演出。
足もとは、ホワイト&シルバー塗装の専用16インチ・アルミホイールを選んだ。
また、リアゲートには「Dolcevita」のロゴがあしらわれている。
外板色には、人気カラーのボサノヴァホワイトを採用。
オープン・モデルの「500Cドルチェヴィータ」には、ビーチパラソルをイメージし、青/白を取り入れた専用ストライプ・ソフトトップが組み合わされる。
500ドルチェヴィータ 内装/価格
内装はアイボリーを基調とし、ナチュラルウッドの専用インストゥルメントパネル、ポルトローナフラウ社製のレッドパイピング付きレザーシート(一部ファブリック)、専用フロアマットを用いて、上質に仕立てた。
60年代の地中海を臨むビーチにインスピレーションを得た、ノスタルジックな雰囲気を味わえる1台。
ドルチェヴィータの発売日は12月12日で、合計275台の限定販売。各仕様の日本価格と販売台数は、下記のとおりとなっている。
・500ドルチェヴィータ:265万円(限定175台)
・500Cドルチェヴィータ:289万円(限定100台)