【マイバッハとも競合か】次世代レンジローバーにロングホイールベース テスト車両を発見
公開 : 2020.10.26 19:10
ランドローバーの新型レンジローバーにロングホイールベース仕様が追加されることが分かりました。第5世代となるフラッグシップSUVとして、V8エンジンや後輪操舵システムの採用が予想されています。
後輪操舵システムを採用か
ジャガー・ランドローバーの新世代フラッグシップSUV、レンジローバーのロングホイールベース仕様がテスト走行を行っている様子が目撃された。
カモフラージュが施されているものの、ヘッドライトやデイタイム・ランニングライトのデザインを確認することができる。また、4本出しのエグゾーストを装備していることから、V8エンジンの搭載が予想される。
新たな後輪操舵システムも見られる。どのモデルに搭載されるかはまだ明らかになっていないが、MLAプラットフォームの柔軟性を知る手がかりとなるだろう。
以前、標準モデルのレンジローバーがニュルブルクリンクでアグレッシブなテスト走行を行っている様子がカメラに収められた。
強調されたショルダーライン、ワイドなホイールアーチ、堂々としたフロントエンドなどを特徴とし、伝統と進化のバランスを取っているように見える。
また、画像からはヴェラールに採用されていたフラッシュ式ではなく、クラシックなスタイルのドアハンドルを採用していることがわかる。
BMW X7だけでなくメルセデス・マイバッハGLSとの競合も狙っているようだ。
新型レンジローバーは、2012年に発売された現行モデルに代わってラインナップの頂点に立つ。発売されれば、JLRが切望していた高収益化の後押しをすることになるだろう。
最新世代のMLAプラットフォームをベースにしており、内燃機関、プラグイン・ハイブリッド、完全EVに対応できる柔軟性を実現している。