【レベル3の自動運転を実現】新型メルセデス・ベンツCクラス プロトタイプを目撃 カモフラージュ最小限
公開 : 2020.11.04 11:20 更新 : 2020.11.04 21:19
レベル3の自動運転を搭載
また、メルセデスは新型Cクラスに最新の自動運転システムを導入する。その開発に携わった関係者は以前、AUTOCARに対し「自動車分野におけるヒューマン・マシン・インターフェースの新基準」を設定すると語った。
搭載されるのは、レベル3の自動運転機能を備えたドライブ・パイロットだ。第7世代のSクラスが実現したように、最高時速130kmでのハンズオフを可能にする。
そのために、長距離LiDAR、マルチモードレーダー、最新の超音波センサー、韓国のサプライヤーであるLGのステレオカメラなど、まったく新しいセンサー類が装備される。
また、メルセデスがボッシュと共同開発したレベル4の自動パーキング技術の基礎的な機能も採用される。これにより、スマートフォンアプリを介して駐車場を探せるようになる。
先進のアダプティブ・クルーズ・コントロールは、時速210kmまでの速度で先行車に追従し、制限速度が変わると自動的に減速することが可能だ。また、通常のアクティブ・レーン・チェンジ、レーン・キーピング、緊急ブレーキにも対応する。
インテリアは、EQコンセプトにインスパイアされている。大型のデジタル・ディスプレイを採用し、メーターとインフォテインメント機能の両方を搭載した。
また、タッチベースのコントローラー類を採用することで、スマートな見た目のダッシュボードを実現。これにより、車内空間をより広く感じられるようになるという。