【ミュンヘンのオープン・スポーツ】BMW Z 全モデルを振り返る 30年以上の歴史
公開 : 2020.11.15 05:50
BMW Z9
Z9グランツーリスモは、1999年にフランクフルトで、翌年にはパリで展示された注目すべきコンセプトカーだ。
アルミ製スペースフレームにカーボン製のボディパネル、ガルウィングとフロントヒンジの組み合わせ、ミニマムなインテリア、7シリーズの3.9L V8ターボディーゼルエンジン、初期バージョンのiドライブ車載システムなどが特徴だった。
全体的なスタイリングは2003年の6シリーズに影響を与えているが、物議を醸した「バングル・バット」と呼ばれるリア形状は、その後の多くのBMWに見られることになる。